OB会を行う目的や発足方法などを解説!
OB会を行う目的やメリットなどについて解説していきます。自分が過去に在籍していた職場やスポーツクラブなどからお誘いが来た時に、参加するかどうかの参考にしてください。いままでOB会を同窓会のように考えていた人も、改めてメリットを自分に活かせるように、その目的を再確認していきましょう。
OB会の目的と主なメリット
OB会を行う目的
まずはOB会の言葉の意味から確認してください。OBは「OLD BOY」のことで性別を意味しています。そのため、女性がメインの集まりは「OLD GIRL」を意味するOGという言葉が使われるのです。
OB会を行う目的は、自分が在籍していた学校や企業の先輩後輩と交流することがメインです。同窓会と比べると仕事関係の近況を報告する意味合いが強く、お互いを支え合うような関係性を改めて築くことができます。
メリット①人脈作りに繋がる
多数の先輩後輩、そして恩師と集うことで人脈を広げられるでしょう。仕事をする上では人脈は非常に重要な要素です。何よりも同じ学校や職場に在籍していたという関係性は、関係を作る取っ掛かりになり、強い絆を生み出してくれるでしょう。
メリット②旧友の近況を知ることができる
一昔前と比べると、年賀状を出す人も減り、旧友の近況を知れる機会が減っているかもしれません。グループLINEなどを通して近況を知ることもあるでしょうが、詳しい状態を確認するのは顔を合わせて話すのがおすすめです。
OB会を定期的に開催することで、そういった旧友の近況を知ることができます。毎回参加できなくても、定期的に開催されていれば安心です。何か困ったことや相談したいことを昔の仲間と話すことで、気分をリフレッシュしましょう。
メリット③お世話になった人に会うことができる
ふと昔を思い出して、自分がお世話になった恩師や指導者と話したい、と感じることがあるでしょう。OB会では過去にお世話になった人に会う機会があります。
恩師の影響を受けて現在の仕事を選択していれば、そのことに対してお礼を伝えましょう。なかなか個人的に会うことが難しくても、集まりがあればチャンスが生まれます。また、定期的に開催されているので声をかけることができなくても、次回は勇気を出して話しかけてみましょう。
OB会の発足方法
方法①OB名簿を作る
実際にOB会の作り方を解説します。最初に既存のOB会があるか確認しましょう。すでに発足されている場合は、代表者と連絡を取ってください。開催内容などを仲間と共有して参加してみましょう。
そういった集まるための会がない場合は、OB名簿を利用して自分たちで発足させてください。おすすめの作り方として、OB名簿を年齢順に整理して、担当を割り振って連絡を取りましょう。連絡先が変更されている場合も、同じ年代の人を通して新しい連絡先が分かるかもしれません。
個人情報の管理に注意!
名簿の作り方で注意が必要な点は、個人情報の管理を厳重に行うことです。名簿が流出するようなことがあれば、集まりに参加することを拒否する人も出てきます。セキュリティがしっかりしたオンラインを利用するか、鍵のかかった保管場所を利用してください。
方法②規約と会費を決める
OB会の作り方の注意点として、規約や会費を決めておきましょう。代表者の選び方や任期なども重要なポイントなので、規約に明記しておけばトラブルを防げます。
会費の相場は年会費で5,000円から1万円ほどとなっています。規模や開催頻度などに合わせて不平不満が出ないように調整しましょう。現役学生を招く場合、年齢などによって会費を別途設定することもおすすめです。
どの集まりにもいえることですが、会費は一度設定すると上げたり下げたりするのは難しくなります。OB会の作り方の上で悩ましいポイントなので、よく考えて設定してください。場合によってはOB会を開催したあとにアンケートで会費に関する意見を伺うのも方法です。
方法③OBにコンタクトを取る
名簿の作成を行いながら、実際にOBにコンタクを取ってください。OB会の目的を伝え、参加してくれるか確認を取りましょう。賛同者や参加人数がはっきりとしてくれば、イベントを行う規模も明確になります。
OB会を行う時のポイント
ポイント①フォーマルな服装を選ぶ
OB会を行うときのポイントも確認してください。会を発足させたら、実際に集まる日程を決めてイベントを開催しましょう。
そのときの案内状に日時や場所だけでなく、服装に関するお知らせも記載しておくと参加しやすくなります。あまり堅苦しい雰囲気にならないように、フォーマルな服装がおすすめです。司会や幹事はダークカラーのスーツ、女性はワンピーススーツやパンツスーツがよいでしょう。
ポイント②大人数が収容できる会場を選ぶ
しっかりと名簿を作成しておけば、会場の規模も決めやすいです。人数に合わせて余裕のある会場のサイズにしておきましょう。様々な人と交流できるように移動しやすく、話をしやすいサイズにすることが大切です。
人数ぎりぎりの圧迫感のある会場は、トラブルが起きる原因です。参加者は会費を払っているだけに、利便性に対して不満を感じると、今後のOB会の参加率が下がる可能性があります。会場の作り方や席位置なども検討して、快適な空間を設定してください。
ポイント③料理はケータリングがおすすめ
料理はケータリングを利用すると手間がかからなくて安心です。ケータリングは食事を配膳、提供するサービスのことです。専門の業者に依頼して、レストランやカフェなどで配膳を行ってくれます。
レンタルスペースなどを利用する際は、そういったケータリング業者に依頼しておけば、参加者は美味しい食事と会話を楽しめるでしょう。
OB会でさまざまな人と交流を深めよう!
OB会の目的やメリットについて紹介しました。OB会は学校や職場などの先輩後輩、恩師や指導者と集まり交流できるイベントです。人脈を広げられることが大きなメリットであり、新しい仲間や仕事に関する交流にもつながります。
旧友や恩師の近況を知ることで、自分自身の気持ちをリフレッシュさせることもできるでしょう。ネット社会になった現代でも、直接人と交流することは非常に重要です。そういった目的と併せてOB会を発足させ、活発な交流を行っていきましょう!