今や女性だけでなく男性にも人気の広まりを見せる「ヨガ」。初めは趣味でスタートしたのに、いつのまにかその魅力にハマってインストラクターになれるまで極めてしまったという方も珍しくありません。とはいえ、いきなりヨガインストラクターとして独立するのは少々ハードルが高いものです。まずは、副業でヨガインストラクターとしてのキャリアをスタートするための方法について詳しく知っていきましょう。
ヨガインストラクターとして副業をするには
ヨガインストラクターとして独立することを考えている方は、いきなり脱サラしてしまうのではなく、まずは副業でヨガインストラクターのキャリアをスタートするのがおすすめです。例えば、ウィークデーはしっかり会社勤めをして、週末の夜や土日だけレッスンを開くのも良いでしょうし、今人気の「朝活」を取り入れて、朝ヨガレッスンを行ってみるという方法もあります。いずれの場合も、まずは今現在の仕事に支障の無い範囲でスタートするのがポイントです。本業を維持することで収入面での不安を抱えることはありませんし、自分で仕事と副業のバランスを上手く取ることができれば、ヨガインストラクターとしての実績を積んでいくことも可能です。
スケジュールの立て方
では、副業でヨガインストラクターをする場合、どのようにしてレッスンのスケジュールを立てていけば良いのでしょうか。例えば、金曜の夜など仕事の後にレッスンを入れる場合には、万が一残業が入ってしまったときでも支障のない時間帯で予定を組むことが大切です。習いに来てくれている生徒さんたちにとっては、副業か本業かは関係のないことです。本業の影響を受けてレッスン時間が遅れてしまったり、休みになったりすることがないようにしましょう。残業が頻繁に発生するような会社であれば、やはりウィークデーのレッスンは控えて休日レッスンをメインにするのが安心です。まずは仕事とのバランスをしっかりと考慮した上で、スケジュールを組み立てていくようにしましょう。
副業としてヨガを教える手段
副業としてヨガを教えるには、さまざまな方法があります。以下の内容を参考にして、自分にあったスタイルを選択しましょう。
スポーツジムやヨガスタジオ
本業で正社員として働いている場合には、時間の融通が効きやすいパートやアルバイトとしてスポーツジムなどで働いてみるのもおすすめです。ただし、パートやアルバイトは時給制がほとんどですので、働く時間が短い場合には給料面でそれほど多くを期待できないというデメリットも……。
フリーランスとして働く
特定の企業に属するのではなく、フリーランスのインストラクターとして複数のスポーツジムやヨガスタジオと契約する方法です。うまく契約を結ぶことができれば、1レッスンごとの給料、もしくは生徒数に応じた歩合給となるため、金額的にはパートやアルバイトよりも高くなる可能性があります。
個人で教室を開く
個人でヨガ教室を開業するのも方法のひとつです。ヨガインストラクターとしての経験が豊富であることや、経営面での知識も求められますが、好きな時間に好きな場所でレッスンができるというメリットもあります。レッスン料も自分自身で設定できるなど自由度が高いのが最大の魅力です。
個人でヨガを教える場合の場所の取り方
個人でヨガ教室を開業する場合には、レッスンの場所をどうするかという問題が出てきます。マンツーマンでのレッスンならばそれほど広いスペースは必要ありませんが、費用対効果を考えると、一度に複数の生徒へ教える方が現実的です。とはいえ、複数の生徒さんに教えられる場所を賃貸するとなると、コストが跳ね上がってしまいます。そこでおすすめなのが、レンタルスペースやレンタルスタジオを活用したヨガ教室の運営。時間貸しでコストを抑えられるだけでなく、自宅で教えるときのように自分の住所を生徒さんに教える必要もないため、プライバシーが気になる方でも安心です。
はじめからヨガインストラクターを本職にするのは、収入面はもちろんさまざまな不安がついてまわるもの。副業であれば、仕事とのバランスを考えながら自分のペースで教えることができるだけでなく、インストラクターとしてのキャリアを積むことも可能です。
ヨガレッスンを開催するために活躍するレンタルスペースは、生徒数や開催場所によって合わせることができるのもメリットのひとつです。
スペイシーではヨガレッスンにも最適なレンタルスペースをご用意しているので、雰囲気や広さなどに合わせて選んでみましょう。その際には自分ばかりではなく、習いにきてくれる生徒さんにとっても通いやすい場所を選ぶことがおすすめです。