営業活動の一環としてセミナーを開催する際に頭を悩ませるのが、「集客をどうするか」ということ。企業にとっては顧客やクライアントの新規開拓にもつながる大切な部分ですので、できるだけたくさんの人に来てもらいたいと考えるのが当然でしょう。では、どのようにして集客をすれば良いのでしょうか。今回は、セミナーを開催する際に抑えておきたい集客のポイントについて、詳しく解説します。
メールや電話でのセミナー集客方法
メールや電話を使ったセミナーの集客は人手と時間がかかる方法ですが、条件によっては実は最も効果的な方法だとも言われています。
では、その「条件」とはなにか？ それは、「既存顧客のリスト」がある場合です。セミナーと関連のある商品を過去に購入してくれた人や、アンケートに答えてくれた人、その商品の問い合わせをしたことがある人など、顧客リストに載っている方たちがセミナーに参加してくれる可能性は、顧客リストに載っていない一般の方々が参加してくれる可能性よりも圧倒的に高いからです。ですから、顧客リストがある場合には、まずは片っ端から電話をかけたりメールを送ったりして直接アプローチしていきましょう。メールの場合には、本文にセミナーの詳細を書くのではなく、事前に作成しておいたセミナー専用のホームページへのURLを添えるなどして、できるだけ短く、かつ分かりやすく内容を伝えることも大切です。
WEB上でのセミナー集客方法
WEBを活用したセミナー集客にはいくつかの方法があります。それぞれ具体的に見ていきましょう。
ポータルサイト
さまざまなセミナーの情報が集まったポータルサイトを活用して集客をする場合、まずはそのサイトのターゲット層と自分たちが集客したい層とが一致しているかを確認しましょう。人気のセミナーや注目のセミナーなどを見て、自分たちのセミナーに当てはまるカテゴリーがあるかどうかを調べます。また、掲載料や手数料がどの程度かかるのかも事前にしっかりと確認しておきましょう。実際にポータルサイトにセミナーの告知を載せてもらう場合には、そのセミナーの内容がひと目でわかるような工夫も必要です。
ブログ
自社でブログを書いている場合には、ブログの目立つ場所にセミナーの告知をしましょう。日時や場所といったセミナーの情報だけでなく、申込みページへのリンクも必ず掲載しておきます。自社のブログの「読者登録」を行ってくれている方には、個別にメッセージを送るなどして告知するのも効果的でしょう。
SNS
Twitterで情報を拡散してもらったり、Facebookでセミナーのページを作成してシェアしてもらったりする、SNSを活用した方法は、若い年代をターゲットとしているセミナーでは効果的な集客方法だと言えます。手軽に情報を更新することも可能ですので、セミナーの目的や過去の実績などの情報を発信していくと良いでしょう。
リスティング広告
リスティング広告は、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで、ユーザーが検索した関連の広告を検索ページで表示するサービスのことです。ユーザーがセミナーのページをクリックして初めて費用が発生する仕組みですので、キーワード選定を注意することで費用対効果を高めることができます。
多くの企業にとってセミナーの集客は最も苦労する部分です。上記の内容を参考にして、しっかりと準備を進めて行きましょう。
上記のようにセミナーの集客方法にはさまざまな方法があります。せっかくのセミナーを成功させるためにも最適な集客方法を選びましょう。
また、セミナー会場には参加者が訪れやすく快適な会場を準備しておくことも大切です。参加者のことを考えて集客が効率よく行えるよう、会場選びにもこだわりましょう。
スペイシーではセミナー会場としてもおすすめの会議室・レンタルスペースをご用意していますので、活用してみてはいかがでしょうか？
