レセプションパーティーの意味やマナーなどを紹介!
レセプションパーティーの意味やマナーについて紹介します。レセプションパーティーで必要なマナーを知ることで、楽しい交流が行えるので参考にしてください。始めてレセプションパーティーに参加する人に必要な基本的なポイントや、服装に関する情報をチェックしていきましょう。
レセプションパーティーの意味
来賓を招待して開催される盛大なパーティー
まずはレセプションパーティーの意味から解説します。レセプションパーティーというのは「社会交流」を目的としてパーティーのことです。レセプションは「歓迎会」や「招待会」だけでなく、「受付」や「おもてなし」という意味もあります。
もともとはラテン語が語源で「取り戻す」や「受け取る」という意味です。現在は来賓を招待して開催される盛大なパーティーをレセプションパーティーと呼んでいます。
一般的なパーティーとの違い
一般的なパーティーとレセプションパーティーの違いは、規模が大きく、服装などがフォーマルという点です。パーティーより多くの人が訪れ、参加者も会社役員や企業関係者、芸能人など様々です。レセプションパーティーを通して、幅広い分野の人と知るきっかけになるでしょう。
お祝い金が必要になる
参加方法の注意点として、レセプションパーティーの内容によっては会費のような形で「お祝い金」が必要な場合があります。招待状の内容を確認して、祝賀ムードが強いものか確認してください。金額は五千円から三万円ほどが多いです。レセプションパーティーの主催者との関係性などにあわせて会費としての金額を決めましょう。
レセプションパーティーの主なマナー
マナー①手土産を持参する
レセプションパーティーでは、お祝い金が必要がない場合でも手土産があったほうがいいかもしれません。レセプションパーティーの手土産として代表的なのは、シャンパンやワインです。その場で参加者にふるまうことができるため、主催者としても場を盛り上げられるので喜んでくれるでしょう。
そして、さらに相手を喜ばせたいなら、ワインを主催者に関係する年度のものにしてください。レセプションパーティーが行われる日の別の年度のものや、主催者の生まれ年などに合わせると場を盛り上げることができます。
ワインに詳しく無くても、そういった点で選んだことを伝えれば、レセプションパーティーを祝いたい気持ちが伝わるでしょう。また、ワインやシャンパン以外であれば、お祝い用のおしゃれなお菓子を選んでください。レセプションパーティーの招待状の内容を確認して、手土産の内容を決めましょう。
マナー②スマートな食事を心掛ける
祝い金や手土産を渡したら、食事を楽しみましょう。多くのレセプションパーティーは立食形式になっており、お皿やグラスを持って食べます。そのため、お皿には食べられる量を自分で取り分けましょう。個人でバイキングを楽しむのとは異なり、レセプションパーティーは招待客との会話がメインです。
そのため、食事に夢中になってずっと食べているような形は避けたほうがよいでしょう。お皿は食べ終わったら使いまわしはせずに、近くのスタッフに渡して、新しいものを使ってください。レセプションパーティーの食事は軽くお腹を満たすのが目的になります。また、招待客とのコミュニケーションのために食事を楽しむのがおすすめです。
マナー③到着時間や挨拶も重要
レセプションパーティーに参加する際、到着時間や挨拶も重要なポイントになります。レセプションパーティーの招待状を確認して、開催の時間より15分前ほどに到着しておきましょう。最初にレセプションパーティーの主催者に挨拶し、他の招待客に考慮して、あまり長話は避けてください。
また、初対面の場合は名刺交換を行うと円滑に交流できます。早めに会場に着いておくことで、余裕を持ってレセプションパーティーを楽しめるので、しっかりと参加方法をあわせて時間を確認して行動しましょう。
レセプションパーティーにおすすめの服装と注意点
服装①スタンダードなワンピースドレス
服装に関するおすすめや注意点を解説します。レセプションパーティーは相手との関係性や主催内容にあわせて変更してください。男性の場合はスーツやジャケットがスタンダードです。ただし、黒すぎる色合いはレセプションパーティーにそぐわないので避けましょう。
女性はスタンダードなワンピースドレスなら、相手に失礼のない格好です。色は落ち着いた黒系やネイビー、派手すぎないピンクやグリーンで目立ちすぎないものが無難でおすすめになっています。
服装②スマートなパンツタイプのドレス
スマートなパンツタイプのドレスもレセプションパーティーにぴったりです。レセプションパーティーでは清潔感があり、目立ちすぎない服装が求められます。パンツスタイルのドレスは動きやすいので、活発な業種のレセプションパーティーでチョイスするとよいでしょう。
服装③臨機応変に対応できるセットアップ
レセプションパーティーの服装に迷ったときは、臨機応変に対応できるセットアップを選びましょう。ワンピースドレスの上にジャケットを羽織って、レセプションパーティーの雰囲気に合わせて着脱してください。
注意点①業界に合った服装を選ぶ
レセプションパーティーの服装の注意点として、業界にあったものを選ぶようにしましょう。たとえば、アパレル関係のレセプションパーティーに参加する際は、その主催者のブランドのアイテムを身に着けてください。
注意点②ドレスコードの指定に従う
招待状にドレスコードが指定されている場合もあります。送られてきた招待状に「平服でお越しください」などと記載されている場合、略礼装で参加しましょう。スーツやワンピースなど、フォーマルで相手を不快にしない服装を心がけてください。
注意点③露出の多いドレスはNG
服装で気をつけたいのが、露出の多いドレスはNGという点です。ついついパーティーということで張り切って、芸能人のようなおしゃれをする人もいますが、レセプションパーティーは自分が目立つための場所ではありません。他の招待客とのバランスや雰囲気を考えた服装にしておきましょう。
レセプションパーティーではTPOをわきまえることが大切!
レセプションパーティーについて紹介しました。レセプションパーティーは飲食店や会社など、様々な業種で開催される交流会です。基本的にレセプションパーティーでは、祝い金や手土産を用意する必要があるのが注意点です。また、ドレスコードがあり、あまり派手すぎる服装は避けましょう。
招待状の内容をしっかりと確認して、TPOをわきまえることが大切です。そして、レセプションパーティーでは積極的に招待客と交流して、自分の人脈を広げていくことをおすすめします。