決起集会を行う意味や目的は?参加する時の服装やマナーを紹介!

決起集会を行う意味や目的は?参加する時の服装やマナーを紹介!

決起集会を行う意味や目的などを紹介!

選挙前などによく耳にする決起集会。なんとなく聞いたことはあるが、どんな集会なのかあまりよく知らない人が多い集会です。

誘われたけれどよくわからないで飲み会の感覚で参加することがないように、決起集会を行う意味や目的を紹介します。内容をしっかり把握し、基本となるマナーを守って、より意義のある決起集会を行うようにしましょう。

決起集会を行う意味や目的

メンバーで集まって行う会合

決起の意味は「決意をして行動を起こすこと」です。そのため、決起集会は、選挙や仕事などひとつの物事にメンバーが集まり、目標に向かって立ち上がる時に行う会合です。飲食を伴うこともありますが、飲み会とは違い、決起集会では参加者が共通の目標を再確認し、それに向かって勢いを着ける意味があります。

決意表明することが目的

ある物事に対して、同じ目標を持つメンバーが心をひとつにし、決意を新たにして挑戦するための景気づけが決起集会です。

決起集会では、中心となる人が目標を掲げ、それを達成するための「決意表明」を行います。その決意を共有したメンバーが、一致団結して同じ方向に向かうために、親睦を深めて仲間意識を高め、モチベーションをあげていきます。

飲み会との違い

決起集会は飲食を伴いますが、コミュニケーションを深めることが目的の飲み会とは違い、目標を達成するために気持ちを奮い立たせることが目的です。そのため、飲み会では会社の人や友達などの仲間で集まりますが、決起集会は同じ決意を持って決起した人たちで行い、結束を高めていきます。

決起集会の主な内容

内容①企業の場合

仕事での決起集会の場合、司会を決めてスムーズに進行するようにしましょう。会社の現状を共有し、これからの目標を明確にします。現状でそれまでの目標を達成できた場合は慰労することも大切です。

そして、新しいプロジェクトの意味を再確認し、気持ち新たに決意表明をします。その後は飲食をしながら、親睦を深め、結束を強めていきます。メンバー全員が気持ちをひとつにして、目標に向かって士気を高めていきましょう。

内容②政治組織の場合

選挙に出馬する際の決起集会では、支援者の人も参加するので、現状をグラフや図を使ってわかりやすく説明すると良いです。そのうえで、今後の目標を具体的に提示して決意表明をして、参加者に賛同を得るようにします。その後、飲食を介して親睦を深め、心意気を伝えていきましょう。

内容③スポーツチームの場合

シーズンが決まっているスポーツの決起集会の場合は、シーズン初めの少し前に決起集会を行います。前のシーズンの優秀選手を表彰すると、今シーズンは自分が表彰されるように頑張ろうというモチベーションアップに繋がります。

大きな目標を掲げることで選手、関係者が同じ方向に向かって進むことができます。チームワークを大切にするスポーツでは、特に決起集会は重要な役割を持つと言えるでしょう。

決起集会を行う時に覚えておきたいこと

進行役が必要

決起集会は、一般的に開始の挨拶と乾杯、自己紹介、歓談、余興、閉会の挨拶の順に進行します。決起集会の本来の目的である「決意表明」をする時間や、メンバーの結束を深める時間を確保することも、忘れないようにしましょう。決起集会をスムーズに進めるためには、進行役として司会を立てるのがお勧めです。

決起集会の司会になった人は幹事と相談し、タイムスケジュールを事前に確認しておきます。余興がある場合などは、特に時間の配分に気を付けるようにし、上司の挨拶を急かすことがないようにしましょう。

挨拶は役職が高い人に依頼する

決起集会の目的は、決意表明をしてメンバーの結束を高めることです。参加者がひとつにまとまるためにも、挨拶はその参加者のなかで、できるだけ上の役職の人に依頼するとよいでしょう。一般的に、決起集会の始まりの挨拶は一番上の役職の人、締めの挨拶は二番目に高い役職の人に頼みます。

決起集会の司会者や幹事の人は、失礼がないようにタイミングを見計らって挨拶をお願いします。前もってメールやLINEでおよその時間を伝えておくのもお勧めです。少し早めに声をかけるようにすると、心の準備ができて、挨拶がしやすくなるでしょう。

始まりの挨拶をあやふやなものにしない

決起集会は、メンバーが何かの物事に対してひとつになって行動を起こすために行います。そのため、決起集会の始まりの挨拶では、飲み会とは違い、参加者の意識を高めるような勢いのある挨拶が重要です。これから目標に向かって一丸となって進むために、景気づけになるような力強い挨拶を心がけましょう。

締めの挨拶も大切

参加者の士気を高め、モチベーションを保つためには決起集会の締めの挨拶も重要です。歓談や余興で和やかな雰囲気になっていますが、少し気を引き締め、本来の目的であるみんなで目標を達成しようという気持ちを、再度確認する役割を果たします。

決起集会への参加に感謝の気持ちと伴に、明日からの行動に結びつけられるような、前向きな挨拶をするようにしましょう。

決起集会に参加する時の服装と会場選びのポイント

服装①男性の場合はスーツスタイル

決起集会は式を高めて目標に向かって一致団結する集会なので、気合の入る服装がお勧めです。決起集会の案内状に「カジュアルな服装」と明記されていない場合は、スーツスタイルが無難です。決起集会の開催場所によって判断しますが、あまり堅苦しくない会場の場合は、ノーネクタイにするか、明るい色のネクタイをするとよいでしょう。

服装②女性の場合は華やかなフォーマル

決起集会は飲み会ではないので、ある程度フォーマルな服装が良いです。特に仕事の決起集会の場合はグレーやベージュのスーツスタイルが望ましいです。

少し高級な会場の場合は、黒やおとなしめの色のドレスがお勧めです。ワンピースにジャケットを羽織るスタイルも華やかさを演出できます。主催者に確認をし、周りから浮かないような服装にしましょう

会場選びのポイント

決起集会の会場は、その会社やチームの雰囲気に適した会場を選ぶのがポイントです。あくまで、「決意表明」が目的なので、それにふさわしい場所にします。できるだけ他のお客さんに気を使わなくてよい、貸し切りできる場所を選びましょう。

ビジネス色が濃い決起集会の場合は貸し会議室、メンバーの一致団結が目的の場合は貸し切りレストラン、会社の上の役職の人も参加する場合は、ホテルの宴会場がお勧めです。

決起集会の案内文の書き方・マナー

簡潔で分かりやすい件名を書く

会社の決起集会で取引先などに案内を出す場合はマナーとして文書の方が良いですが、社内で案内を出す場合は社内メールでも大丈夫です。チームなどの場合、日頃使用しているメールやLINEがあればそれを活用するとよいでしょう。

決起集会の案内メールは件名に内容が分かりやすいタイトルを入れておきます。日付を入れたり、返信が必要な場合は「要返信」と入れておくとより分かりやすいです。

本文冒頭は宛名を明記する

決起集会の案内文は、ビジネスマナーとして、本文冒頭には必ず宛名を明記しましょう。同僚や後輩への社内メールですと「社員各位」などとして複数人に一斉送信することも可能です。

目上の人には宛名に役職を明記し、役職がない人でも○○さんという形で個別にメール出したほうが良いです。社外の人に書面で案内文を出す場合は、会社名、部署名、役職名、氏名、敬称を明記して送るようにします。

挨拶文は相手によって変える

決起集会の案内文では、宛名同様、挨拶文も相手によって変えるようにします。相手が気持ちよく決起集会に参加するためには、始めのイメージが大切です。決起集会の成功を握る鍵となりますので、最新の注意を払って案内文を書き始めましょう。

開催理由や主旨を伝える

参加者にこの決起集会の開催理由を分かりやすく簡潔に伝えることも重要です。プロジェクトに賛同する人が集まって行うのが決起集会なので、具体的な目的を明記しておくと参加率もよくなります。参加者が目標に向かってひとつに団結するためには、前もって決起集会の主旨を伝えておくことも大切です。

決起集会の詳細は箇条書きにする

決起集会の案内状で最も大切な詳細の部分は箇条書きにすると見やすいです。日時、場所、住所、会費(税込み)を明記します。重要部分は色を付けておくとより分かりやすいでしょう。

受け取った人の立場に立って、必要な情報を記載します。会場の地図があれば添付するのもおすすめです。書き間違いや記載漏れがないように、最新の注意を払いましょう。

返信方法や期日を明記する

決起集会の参加者の人数を把握するためには、出欠を返信してもらう必要があります。決起集会の案内状に返信方法を明記しておきましょう。期日を設けておくと、返信がない場合の確認がしやすいです。返信期日は開催日の1週間から10日位前にしておくと、余裕をもって準備ができるのでお勧めです。

決起集会を開催して士気を高めよう!

何かのプロジェクトを始めるときや、選挙活動やスポーツの大会の前には、一緒に行うメンバーが一致団結することが大切です。そのためには、代表者が「決意表明」をし、参加者一人一人のモチベーション高め、目標に向かってひとつになる決起集会が重要な役割を果たします。

決起集会の成功はその目的となる物事の成功に繋がりますので、しっかり準備して勢いをつけましょう。

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