ノンバーバルコミュニケーションを仕事に活かす!具体的な活用例も

ノンバーバルコミュニケーションを仕事に活かす!具体的な活用例も
目次

ノンバーバルコミュニケーションの活用法を知りたい!

ノンバーバルコミュニケーションという言葉を知っていますか?この記事では、ノンバーバルコミュニケーションの意味や効果についてまとめています。さらに、ノンバーバルコミュニケーションの具体的な活用例や、ビジネスでの活用の仕方などを詳しく解説します。

ノンバーバルコミュニケーションとは?

ノンバーバルコミュニケーションの言葉の意味

ノンバーバルコミュニケーションは、非言語コミュニケーションとも呼ばれ、言語を介さずに言語以外の情報を基に行うコミュニケーションのことです。表情や声、動作など、言葉を介さない情報を基にコミュニケーションを行い、多面的な情報を必要とします。

ノンバーバルコミュニケーションは、相手の様子を目で見て、声を聴き、態度を観察することによって、言語以外の情報から、相手の気持ちを汲み取ることが重要で、聞き手にもある程度のスキルや知識が必要です。

ノンバーバルコミュニケーションの重要性

アメリカの心理学学者であるアルバート・メラビアンが1970年代に提唱したメラビアンの法則において、人間のコミュニケーションには、ノンバーバルコミュニケーションが欠かせないことが明らかになっています。

具体的な例を挙げると、話し手が聞き手に与える印象の割合は、視覚情報が5~6割、聴覚情報が4割、言語情報が1割と、割合で言うと実に9割が言語以外の情報から構成されていることが分かります。

近年はビジネスのオンライン化が進み、割合的にバーバルコミュニケーションが重要視されてきましたが、昨今ではテレワークの普及から、オンラインにおけるノンバーバルコミュニケーションにも関心が寄せられています。

ノンバーバルコミュニケーションの基本的な考え方

ノンバーバルコミュニケーションの基本的な考え方は、言葉を交わさずに、見た目、表情、身なり、声の抑揚、さらには雰囲気や空気といった多面的なコミュニケーションが基本です。

ノンバーバルコミュニケーションで得られる情報は、言語以外さまざまなものがあり、相手の会話からの内容以外にも、多くの情報を得られるのが特徴です。

ノンバーバルコミュニケーションが活躍する場面

ノンバーバルコミュニケーションが活躍するシーンとして挙げられるのが、第一印象です。メラビアンの法則が提唱している通り、人間の印象は言語以外がほとんどの割合を占めています。その理論であれば、人は言語以外でも、見た目やしぐさ、声の抑揚などに注意を払うことによって、印象をある程度コントロールできるということになります。

そのため、相手に良い印象を与えたい面接などでは、まず第一印象をきちんとしておけば、高い確率で相手へ好感度を与えることが可能になるでしょう。

伝達内容をコントロールするのが難しい

ノンバーバルコミュニケーションは、非言語に特化したコミュニケーションであるがゆえいくつかのデメリットがあります。というのも、言語という明確なメッセージが無い分、伝達内容をきちんと相手に伝えるコントロールが難しい点です。

ノンバーバルコミュニケーションは、相手に言語で理解してもらうのではなく、気持ちや動作、しぐさなどで相手の気持ちに訴えかけるコミュニケーション方法です。しかし、その時の相手の状態や心情など、さまざまな点を考慮しなけば、有効どころか、返って相手の気分を害する可能性もあります。

そのため、ノンバーバルコミュニケーションを実践するためには、ある程度の経験値と、状況を把握してコントロールするスキルが必要となります。そのため、日頃のからノンバーバルコミュニケーションを意識してトレーニングしておくのも良いでしょう。

バーバルコミュニケーションとの違い

言語でコミュニケーションを図るバーバルコミュニケーションと、非言語のコミュニケーションであるノンバーバルコミュニケーションには、どのような違いがあるのでしょうか?その大きな違いは言語を介するか否かです。

バーバルコミュニケーションは会話やメール、手紙など、言語を介して相手へ意思を伝達することですが、ノンバーバルコミュニケーションいわば言語以外のすべて割合の情報を使った、多面的なコミュニケーションを指します。

これらは状況により有用性が異なるため、それぞれのケースに合わせてコミュニケーションのスキルを使い分けられると良いでしょう。

ノンバーバルコミュニケーションの主な効果

コミュニケーションの円滑化に繋がる

ノンバーバルコミュニケーションの主な効果は、コミュニケーションの円滑化です。ノンバーバルコミュニケーションを行うことで、言語だけでは伝わらない部分を補うことが可能になり、スムーズなコミュニケーションが実現します。

相手の気持ちを読み取ることができる

相手の気持ちを読み取るのも、ノンバーバルコミュニケーションの大事なスキルのひとつです。その人の言語以外で状態を知ることで、コミュニケーションをより円滑にします。

また、いわゆる「場の空気を読む」こともノンバーバルコミュニケーションです。これらは特に日本人が得意とする分野で、ビジネスにおいても大事なポイントになるでしょう。

今後の人間関係をスムーズに進めることができる

ノンバーバルコミュニケーションの効果は、その人と対面しているときだけではありません。言語以外に、与えた印象などによってもコミュニケーションの形が変容します。

例えば、相手に与えた第一印象が非常に良かった場合、その後も好印象のイメージのまま受け入れられ、物事がスムーズに進むことでしょう。このように、ノンバーバルコミュニケーションは人間関係においても、非常に重要な役割を占めています。

ノンバーバルコミュニケーションの種類

声を使ったコミュニケーション

ノンバーバルコミュニケーションの種類において、声は非常に重要なスキルのひとつです。声の種類もさまざまで、声の高低や抑揚、スピードなど、多面的な部分によって相手への印象が左右されます。また、近年はテレワークの推進で、オンラインでのコミュニケーションの機会が非常に多い傾向にあります。

その際にも重要視されるのが、声であり、話すペースや、それぞれの間です。声でのコミュニケーションは、一見、バーバルコミュニケーションの分野と思いがちですが、そのほとんどの割合をノンバーバルな種類のコミュニケーションが占めていると言っても過言ではありません。

表情を使ったコミュニケーション

顔の表情や、目の動きなどもノンバーバルコミュニケーションの種類のひとつです。表情には非常に多くの非言語メッセージが隠されています。なかでも、目はさまざまな感情や心情、状態を反映する部分です。

日本でも、古来より「目は口ほどに物を言う」ということわざがある通り、目だけのコミュニケーションでも非常に有益な情報が得られることもあります。ノンバーバルコミュニケーションを意識する際には、ぜひ相手の表情や、目の動きなども注目しましょう。

動作を使ったコミュニケーション

ノンバーバルコミュニケーションの種類では、動作も大きく関係してきます。動作にもいろいろな種類があり、しぐさや姿勢などからもあらゆる情報が取得可能です。なかでも、姿勢は非常に重要な要素を持っており、姿勢ひとつで相手に与える印象の大きく変わります。

例えば、話を聞く姿勢が前のめりの場合は、相手は「興味を持っている」と思い、好印象を持ちますが、反対に悪い姿勢で話を聞いていると「真面目に聞いていない」と思われ、悪い印象がつくこともあるかもしれません。

ノンバーバルコミュニケーションの具体的な活用例

具体的な活用例①声

近年はビジネスにおいてもオンラインでの業務が多く、そのなかで重要視されているのが声でのコミュニケーションです。ノンバーバルコミュニケーションにおいても、声の与える影響は非常に大きいと言われています。そのため、相手に良い印象を与えたい場合は、声に抑揚をつけて、はっきりを話をすると良いでしょう。

ただし、ただ話をするだけではなく、きちんと相手の話を聞くことも重要なスキルのひとつです。会話のテンポ、間など、多面的な要素を考慮することにより、相手とのコミュニケーションがよりスムーズになるでしょう。

具体的な活用例②動作

言語などのバーバルコミュニケーションが通用しないシーンでは、ジェスチャーなどのコミュニケーションが大いに役に立ちます。例えば、言語が通じない場合は、指差しやジェスチャーなどのノンバーバルコミュニケーションを介して意思の疎通が可能になります。

また、音を発することができない空間でも、動作やしぐさ、相手の様子を読み取ることである程度のコミュニケーションが可能です。しかし、ジェスチャーなどは国を超えると全く別の意味を持つ場合もあり、そこからトラブルに発展する場合も。

ジェスチャーなどのコミュニケーションを図る機会が多い場合は、いくつかの種類の意味などをある程度把握しておくといいかもしれません。

具体的な活用例③顔

顔や表情、目線なども、コミュニケーションにおいて重要です。特に表情が顔に出やすい人の場合は、ビジネスやプライベートでも相手に誤解を与えやすくなるでしょう。また、人の第一印象は表情や顔、容姿などがほとんどの割合を占めていると言われています。

そのため、相手に好印象を持ってもらいたい場合には、まず印象の大きな割合を占める顔や表情、容姿に配慮してみるといいでしょう。

具体的な活用例④服装

顔と同じく、服装もノンバーバルコミュニケーションとして大きな割合を占めています。例えば、TPOに合わない格好をしている人は、周囲に「空気が読めない人」という印象を与えてしまうことでしょう。このように、服装や身なり、身だしなみなどもノンバーバルコミュニケーションの種類のひとつとして、大きな割合を占めています。

具体的な活用例⑤パーソナルスペース

パーソナルスペースの認識も、ノンバーバルコミュニケーションのスキルとしては重要な種類のひとつです。パーソナルスペースとは相手との物理的な距離のことを指しますが、オンラインの仕事でも同様のことが言えます。

例えば、相手が仕事を離れているときに執拗にメールを送ったり、電話をしたりすると、相手もパーソナルスペースの侵害になるかもしれません。そのため、オンラインでもオフラインでも、ある程度のパーソナルスペースを置くことが大事だと言えます。

具体的な活用例⑥色彩

色彩も、ノンバーバルコミュニケーションのひとつとして、見る人に大きな印象を与える要素になります。人は無意識のうちに色彩などでさまざまな情報を判断します。例えば色彩によって質感や温度、感情などにも働きかけが可能です。

そうした色彩が与えるイメージをビジネスに利用する場合もあります。色彩は、使い方によって、ノンバーバルコミュニケーションを有用にするスキルにもなるのです。

ノンバーバルコミュニケーションをビジネスで活用するには?

ビジネスに置いてノンバーバルコミュニケーションのスキルを発揮するにはどのようにすればいいのでしょうか?上司の部下などに接する社内での場合と、顧客やビジネスパートナーに接する社外の場合の2つのパターンから見ていきましょう。また、オンラインなどでの活用についてもまとめました。

上司や部下などの場合

社内においては、まず自身はしっかりと聞き役になることが重要です。相手の話だけでなく、表情やしぐさ、声の抑揚をなどに注意を向け、上司または部下の必要とする情報を的確に判断することが重要です。

社内では、自分の意見を述べることも重要ですが、チームワークの構築も大事な要素のひとつ。また、これらはオンライン会議などでも同様のことが言えます。

上司や部下の話を聞き、その空気感を把握し、全体像を具体化したうえで、自身の提案や意見を述べると、スムーズに業務を進行することが可能になるでしょう。

顧客やビジネスパートナーの場合

顧客やビジネスパートナーにおいても、ノンバーバルコミュニケーションは有効な働きを見せることでしょう。商談などの内容はバーバルな部分が大きな比率を占めますが、顧客の本音や意図、狙いなどはノンバーバルな部分に多く潜んでいます。

そのため、顧客やビジネスパートナーとはオンラインやオフラインでも、常にノンバーバルコミュニケーションを意識して、より円滑で有用な関係性を構築することが重要だと言えます。

例を挙げると、オンライン会議などでは相手に好印象を与えるように、表情やしぐさだけでなく、画面背景に気を配るなど、細心の注意を払いましょう。相手に与える印象こそ、ビジネスを成功に導く重要なポイントになります。

ノンバーバルコミュニケーションのスキルを身につけよう!

ノンバーバルコミュニケーションについて、その意味や効果、具体的な活用例などを紹介しました。ノンバーバルコミュニケーションは、いわば空気を読んで、相手の気持ちを汲み取るということです。

これまではビジネスのオンライン化に伴い、バーバルな部分を重視していましたが、近年では再びノンバーバルコミュニケーションに重きを置く動き顕著です。ぜひ、スキルを磨いて、ビジネスや日常生活に活用してください。

イベントカテゴリの最新記事