講演料の相場や呼ぶ時の注意ポイントを解説!
本記事では、講演料の相場となる金額や、講師を呼ぶ時に注意しておきたいポイントを解説します。医師やタレント、弁護士やアスリートごとの講演料の相場の目安もまとめました。
難しいと思われがちな、講演料の相場の高い有名な講師を呼ぶ時のポイントも紹介しているため、講師を招いて講演する場合の参考にしてください。
講演料の相場の目安
まずは、講演料の相場の目安を紹介します。どのような方を講師として招くのかによって、講演料は大きく異なります。各業種ごとに講演料の相場の目安をまとめました。
相場の目安①実績のあるセミナー講師
ビジネス研修では、教育や人権に関するテーマで講演が行われます。その際、実績のあるセミナー講師を招いて、講演を行うことが多いでしょう。
実績のあるセミナー講師の講演料は、1回あたり30万円が相場の目安とされています。また、テレビなどのメディアに多く出演しているセミナー講師の講演料の相場は、50万円以上かかる場合がほとんどです。
相場の目安②アスリート・スポーツ選手
アスリートやスポーツ選手の場合、講演とスポーツ教室がセットになったケースが多いです。アスリートやスポーツ選手の講演料の相場は、一般的に30万円~50万円が目安と言われています。この金額は、プロで活躍したことのあるようなアスリートやスポーツ選手の相場価格です。ま
スポーツ選手の講演時間は、60分~90分が目安となります。また、オリンピックメダリストを講師として招く場合は、100万円ほどの講演料が相場の目安とされています。
相場の目安③有名タレントや著名人
有名なタレントや著名人の講演料の相場は、60万円~100万円が目安です。この金額は、講師として招くだけで何人もの集客が見込めるスター級のタレントや有名人の相場価格となります。
メディアへの出演が少ないタレントや有名人の場合は、講演料の相場価格が低くなります。講演の内容に応じて、講師として招く有名なタレントを選出しましょう。
相場の目安④大学教授
大学教授は副業が認められており、テレビやワイドショーで専門的な知識を持った教授が出演していることもあります。セミナーや講演も、大学教授の副業のひとつ。
大学教授の講演料の相場は、1回につき10万円と言われています。大学教授の講演料は、依頼する団体によっても異なり、地域のイベントなどの場合は、1回3万円ほどで依頼できることもあります。1回90分の講演が多く、講演時間によって、金額が異なるケースが多いでしょう。
相場の目安⑤医者
健康についてのセミナー等を行う際に、講師として招かれる医者。医者の講演料の相場は、1回10万円~15万円が目安となります。この相場は、教授や教授級の医者を講師として招いた場合です。
准教授や通常の医者の場合の相場は、もう少し低くなるでしょう。また、有名な病院や、発言力のある医者の場合は、講演料が相場より高くなる傾向にあります。より専門的な講演を行いたい場合は、講演料の相場が高い医者に依頼しましょう。
相場の目安⑥弁護士
弁護士を講演会に呼ぶ際にかかる、講演料の相場は、1時間当たり3万円~6万円が目安とされています。依頼する弁護士によって講演料が異なり、内容によっても相場が異なります。依頼する弁護士によっては、講演料の他に出張費や交通費が追加されます。
また、依頼する団体や公演内容によって、講演料が異なる場合も考えられるでしょう。営利団体からの申し込みであれば、講演料の相場は5万円以上になることが多いとされています。
講演料の高い有名人を呼ぶ時のポイント
メールや電話で依頼する
講演料の相場の高い有名人は、ほとんどが事務所に所属しています。講師として講演会を行う機会の多い有名人は、公式サイトに講演についての記載があることも。
有名人やタレントの所属する事務所の公式サイトや、有名人が独自で運営しているサイトからメールで問い合わせをしましょう。直接、話を聞きたい場合は、公式サイトなどに記載されている電話番号から、電話で依頼してください。
SNSアカウントにメッセージを送信する
TwitterやInstagramなど、有名人が個人で行っているアカウントにメッセージを送る方法もあります。有名人が直接メッセージを確認してくれることもあるため、比較的早く準備が整うメリットがあるでしょう。
しかし、知らない人からのメッセージを確認しない場合や、そもそもSNSのメッセージを使用していない場合も考えられるため、注意が必要です。
紹介者を介して依頼する
紹介者を介して有名人に依頼する方法もあります。紹介者を介して以来することで、信頼が生まれ、スムーズに講演の準備が整うこともあります。有名人の知人が身近にいる場合は、知人を介して依頼しましょう。
スケジュールをしっかり決めておく
講演の依頼は1か月以上前から行われます。依頼する段階で、講演の当日までの流れを伝えられるように準備しておく必要があります。また、出演が決定したら、定期的に連絡を取り合うように心がけてください。
事前に講演料を確認しておく
有名人によって、講演料が異なります。もちろん、講演する時間や内容によっても、講演料が異なるため、事前に出演料を明確にしておく必要があります。
トラブルを避けるためにも、講演を依頼する段階で、出演料についても話し合っておくことをおすすめします。また、事前に相場の目安を確認しておきましょう。
講演料や講師を呼ぶ時の注意ポイント
注意ポイント①まずは講演目的を明確にする
まずは、どのような目的で講演を行うのか、講演のゴールを明確にする必要があります。講演内容や目的を明確にすることで、どのような人をターゲットにするのか、必要な専門知識は何かなど、講演の中身も明確にできます。
注意ポイント②目的に合った講師を選ぶ
講演のテーマにあった講師を選出しましょう。芸能人を呼ぶと集客には繋がりますが、テーマに沿った講演ができないことも考えられます。予算や日程、講演テーマについての専門知識を持った講師を選ぶのが大切です。
注意ポイント③依頼する講師に目的を伝える
依頼したい講師が決まったら、なぜ依頼したかという意図や目的を伝えておきましょう。講師に目的を伝えることで、テーマに関して、講師の意見をしっかりと聞きながら、講演内容を充実させることができます。
注意ポイント④講演料以外の経費を把握しておく
講師を招いた講演を行う場合、講演料以外にもさまざまな経費が発生することがあります。講演料以外に出張費や交通費がかかる場合があるため、事前に合計の金額を確認しておきましょう。
有名人を招く場合は、マネージャーの交通費などもかかる場合があります。また、新幹線など交通手段を指定される場合もあるため、注意が必要です。
講演料の相場や呼ぶ時の注意ポイントを知っておこう!
講演料の相場について紹介しました。どのような方を講師として招くかによって、講演料は大きく異なります。後援会を開催する際には、この記事で紹介した講演料の相場の目安や、講師を呼ぶ際の注意ポイントを覚えておけば、スムーズに準備ができるでしょう。この記事の講演料の相場を参考に、講演会を開催してみてください。