用途に合わせて貸し会議室のレイアウトを選ぼう!

用途に合わせて貸し会議室のレイアウトを選ぼう!

貸し会議室にはさまざまなレイアウトがあります。レンタルをする場合には、使用する目的やその内容に応じて、部屋のレイアウトを使い分けることが大切です。では、一般的な貸し会議室にはどのようなタイプがあるのでしょうか。今回は、用途に応じた会議室の選び方を詳しく解説します。

会議・商談に向いたレイアウト

会議や商談といったビジネスにおいて重要度の高い場面に向いたレイアウトは以下の通りです。

ロの字形式

長机を「ロ」の形に配置したレイアウトのことです。四角く配置された机の外側に椅子を置いて座るため、参加者全員がお互いの顔を見合わせることができます。国際会議や重役会議などに多く使われる形式で、参加人数に応じて「ロ」の字の大きさを変えることも可能です。参加者同士が一定の距離感を保ちながらも、適度な緊張感を持って意見を交換することができます。

コの字形式

長机を「コ」の字に配置し、その外側に椅子を置いて座るレイアウトのことです。ホワイトボードやプロジェクタースクリーンなどを使ったプレゼン発表や業務報告を含む会議に多く使われます。

対面形式

机を挟んだ両側に向かい合う形で座るレイアウトのことです。同じ側に座る人が同じ会社、同じチームになるのが一般的で、長方形の2辺にのみ座り、あとの2辺には座りません。お客を招いて商談を行う場合など、比較的改まった場面で使われるタイプです。大人数になるとコミュニケーションが取りづらくなってしまうため、8人以下の場合のみ採用するのが理想的でしょう。

セミナーに向いたレイアウト

参加者同士が意見を交わし合う一般的な会議とは違い、学ぶことを目的としたセミナーでは、机の配置にも工夫が必要です。では、セミナーにぴったりのレイアウトを具体的に見ていきましょう。

スクール形式

全ての机と椅子が、ひとつの方向を向いているレイアウトのことです。大学の講義室や塾などでもこのレイアウトが採用されていて、セミナーなどのように1人が大勢の人に対して話をする際に使われます。講師が参加者全員の顔を見ながら話しやすいレイアウトである反面、参加者同士が顔を見合わせることはできないため、議論を交わすような場合には向いていません。

シアター形式

スクール形式と同様に、全ての座席がひとつの方向を向いているレイアウトです。ただし、シアター形式では机は使用せず、椅子のみを配置となります。講習会やプロジェクターなどを活用した勉強会、壮行会や入社式などにも多く採用されていて、机を使用しない分だけスペースを広々と使うことが可能です。シアター形式を利用してセミナーを行う場合には、筆記しやすいように参加者個々へバインダーを配布するなどの配慮を忘れずに。

研修に向いたレイアウト

小さなグループ毎に別れて課題に取り組んだり議論したりすることの多い新人研修やフォローアップ研修などでは、「アイランド形式」のレイアウトがおすすめです。これは、ひとつの会議室内に、座席と机を組み合わせた小さな「島」を複数つくる配置のことで、それぞれの島には3~6人程度が割り振られます。参加者の人数が多い研修の場合には、このようにまずは小さな島に分けて少人数の顔合わせからスタートするのが理想的です。

貸し会議室を利用する際には、上記の内容を参考にそれぞれのレイアウトの特徴を理解した上で、最適なものを選ぶようにしましょう。

スペイシー

スペイシーの貸し会議室・レンタルスペースはさまざまな広さやレイアウトのスペースをご用意しており、写真付きで各会議室・レンタルスペースをわかりやすく掲載しています。
地域別で探すのはもちろん、人数や備品、用途ごとの検索が可能です。利用するスペースが決まったらオンライン予約ひとつで利用可能です。

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