雑誌やテレビで目にする恋占いや毎日の占いは欠かさずチェックするけど、「占い師」という職業について考えると今ひとつピンとこないという人は多いと思います。ひと口に占いと言ってもその種類は多く、活躍するフィールドも人によってさまざまです。そこで今回は、未知の職業でもある「占い師」について、詳しく解説します。
占い師の種類
姓名判断や手相占い、四柱推命、六星占術、タロット、西洋星占術など、世の中には数多くの占いの種類が存在していて、どの占いを得意としているかは、占い師によって異なります。そして、どのような場所で占いをするのかというのも、その占い師によってさまざまです。例えば、昔は実際に占い師がお客さんの前に座って占いをする対面式のものが一般的でしたが、携帯電話やインターネットが普及した現在では、電話やメールなどで相談を受け付けるケースも増えています。また、占いを本業として生計をたてている方もいれば、フルタイムでオフィスワークをしながら副業として占い師をしている方もいるなど、働き方も多様化しているのが現状です。
占い師に向いている人はどんな人?
そもそも、「占い師に向いている人」というのはどんな人なのでしょうか。もちろん、占いの技術を磨く努力を惜しまない人であるということは絶対条件ですが、それ以外にも、コミュニケーションのスキルが高い人、一般的な常識や社会情勢などの知識がしっかりと身に付いている人、人生経験が豊富な人が向いていると言われています。
占いというのは、相談者に根気よく寄り添いながら、その悩みに耳を傾けるということが基本です。人と話すことが苦手だったり、気持ちを吐き出させるのが苦手だったりでは仕事になりません。また、占いの結果をもとに問題を解決したり人生を導いたりするためのアドバイスをするのですから、社会人としての一般的な知識や常識は不可欠です。言葉のひとつひとつに真実味を出すには、自分自身がいろいろな経験をしている必要もあります。さらには、直感や第六感などが働く鋭い人の方が占い師の的中率が高い傾向にあるようです。
占い師としてスキルアップをはかるには
占い師として仕事をするのであれば、自分が得意とする占術をしっかりと習得し、常にスキルアップすることが欠かせません。そして、スキルを磨く唯一の方法が、とにかく実践を積むということ。占術の知識を用いて答えを導き出す「読解力」はもちろん、その答えをお客様に伝えるための「表現力」や「伝達力」、お客様に悩みを吐き出してもらうための「共感力」など、どのスキルも実際にお客様と関わる中で身に付いていくものばかりなのです。
占いのスキルを活かすには
趣味が高じて本格的に占いの勉強をしたのなら、そのスキルをぜひ活かしてみませんか? とはいえ、いきなり仕事を辞めて占い師になるというのは、リスクが高過ぎますから、まずは副業として占い師の実績を積んでいくのが正攻法だと言えるでしょう。近頃はインターネットの占いサイトなども人気ですので、相談者の悩みにメールで答えたり、または占いライターとして記事を書いたりするというのも方法のひとつです。
電話やメール、インターネットを使った占いなど、最近は副業として参入しやすいものが増えています。上記の内容を参考にして、占いのスキルを活かしてみてはいかがでしょうか。
上記で説明している通り、占い師としての活躍の場は広がっています。占いのスタイルによっては集中できる静かな場所や、お客様のプライバシーが守られる場所が必要になるかもしれません。
スペイシーでは占い師のお仕事にも活用できる会議室、レンタルスペースをご用意しています。