海外留学や海外駐在の経験がある方の中には、得意の語学力を活かして仕事がしたいと考えている方も多いと思います。その中でも、企業に属するのではなく自分で独立したいという方にとっては、英会話教室を開くことはひとつの選択肢ではないでしょうか。では、実際に英会話教室を開く場合、どのような手順を踏めば良いのでしょうか。その方法について、詳しく説明します。
英会話教室の開き方の種類
英会話教室を開く主な方法は、「フランチャイズ加盟教室」と「個人教室」の2つです。それぞれを詳しく見ていきましょう。
フランチャイズ加盟教室
大手英会話教室のなかには、フランチャイズを展開しているところも多数あります。英語力や適性を見るための選考を設けているところがほとんどで、選考に通過後は契約、研修、生徒募集というのが一般的な流れです。フランチャイズ加盟教室のメリットとしては、教室運営に必要なノウハウを研修でしっかりと教えてくれること。中には、生徒募集の広告・宣伝を負担してくれるところもあります。デメリットとしては、売上げの全てが自分の収入になるわけではないということ……。ロイヤリティは教室毎に異なりますので、事前にしっかりとリサーチしておきましょう。
個人教室
生徒募集はもちろん、教材の準備など教室運営に係る全てを自分で行う個人教室。自分のペースで自分の理想とする教え方ができるのが魅力です。デメリットとしては、開校までのコストや教室運営の負担が大きい点です。自宅の一部を教室として利用したり、別に部屋を借りたりと、教室の確保もしなくてはいけません。
英会話教室を開いた際に必要なもの
実際に英会話教室を開くことになった場合、どのようなものが必要なのでしょうか。準備すべき備品や設備について詳しく見ていきましょう。
教室
フランチャイズの場合は、教室の場所を提供してくれるところもありますが、そうで無い場合には、自分で教室を確保する必要があります。まずはどのような教室運営をするのか具体的にイメージをしてから、最適な広さ、立地を選ぶようにしましょう。
机や椅子
自宅の一部を教室として使う場合には、家庭用のテーブルや椅子を併用することも可能ですが、生徒さんが座りやすいものであることを前提に準備しておきましょう。
ホワイトボード
文法などを説明するときには、ホワイトボードや黒板のようなものがあると便利です。
教材
フランチャイズか個人教室かによっても準備すべき内容が異なります。個人教室の場合には、開業予定日よりもかなり早い段階で教材の準備を終えておきましょう。
教室を確保する方法
英会話教室を開く場合には、教室として使える場所の確保が最重要です。特に、自宅ではなく物件を借りて教室を運営するとなると、立地条件の良い場所では家賃相場も高くなります。その一方で、最初から連日複数のクラスを受け持てるほど生徒が集まることは考えにくいのも事実ですから、わざわざ賃貸物件を借りて教室を運営すると赤字になってしまうリスクも考慮しておきましょう。まずはレッスンを行う頻度とコスト面とのバランスを考える必要があります。頻繁にレッスンを行わないのであれば、生徒が来る日だけレンタルスペースを活用するのもおすすめです。
レンタルスペースを活用する場合の選び方
レンタルスペースを活用して英会話教室を運営する場合には、「生徒数に応じた部屋の広さであるかどうか」、「教室運営に必要な備品が揃っているか」、「生徒が通いやすい立地条件であるか」という点を考慮して、場所選びをするようにしましょう。
語学力に自信があり、人と関わることが好きな方にとっては、英会話教師の仕事は大変魅力的な仕事だといえます。時間貸しのレンタルスペースを上手に活用すれば、少ない負担で教室運営が可能になります。ぜひご検討ください。
生徒数や必要な備品、場所に合わせて、都度自由に教室を選ぶことができるのがレンタルスペースの魅力のひとつです。教室を開くために利用している方も多くいらっしゃいます。
スペイシーでは英会話に限らず教室を開くのに最適なレンタルスペースをご用意しておりますので、活用してみてはいかがでしょうか?