- 1. 動画撮影におすすめのカメラを紹介!
- 2. 動画撮影に使えるカメラの種類と選ぶ時のポイント
- 3. 動画撮影におすすめのカメラ11選
- 3.1. ミラーレス一眼カメラ SONY α7C
- 3.2. ミラーレス一眼カメラ Fujifilm X-T4
- 3.3. ミラーレス一眼カメラ Panasonic LUMIX DC-G100K
- 3.4. ミラーレス一眼カメラ OLYMPUS PEN E-PL10
- 3.5. コンデジ キヤノン PowerShot G7 X Mark III
- 3.6. コンデジ オリンパス Tough TG-6
- 3.7. コンデジ SONY Cyber-shot RX100 VI
- 3.8. コンデジ(vlogキット) SONY VLOGCAM ZV-1G
- 3.9. アクションカメラ GoPro「HERO8 Black」
- 3.10. アクションカメラ KODAK PIXPR0 4KVR360
- 3.11. アクションカメラ キヤノン iNSPiC REC FV-100
- 4. 動画撮影にあると便利な機材
- 5. カメラや機材を揃えて動画撮影をしてみよう!
動画撮影におすすめのカメラを紹介!
YoutubeやSNSに投稿する動画を作成するためには、動画撮影に適したカメラが必須です。しかし、一眼レフカメラは大きく重いものが多いため、手持ちでの動画撮影には向いていません。
そこで、おすすめなのがミラーレス一眼カメラやコンデジ、アクションカメラといった、一眼レフカメラよりも小型・軽量のカメラです。
ここでは、種類や選ぶときのポイントを押さえながら、動画撮影におすすめのカメラを11選紹介します。また、カメラで動画撮影を行う際に、あると便利な機材についても詳しく紹介します。ぜひ、チェックしてみてください。
動画撮影に使えるカメラの種類と選ぶ時のポイント
種類①ミラーレス一眼カメラ
ミラーレス一眼カメラとは、従来の一眼レフカメラと異なり、レンズから入ってきた光を光学ファインダーへ反射する反射鏡(ミラー)が省略されたものです。
ミラーレス構造により一眼レフよりもカメラ本体が小型・軽量化でき、手軽に高画質・高機能なカメラが使えるという点が最大のメリットです。なお、画質については基本的に一眼レフと同等なので、この点において、一眼レフとは遜色ありません。
種類②コンデジ
コンデジとはコンパクトデジタルカメラのことで、レンズとカメラ本体が一体化していて、ミラーレス一眼カメラよりも軽量・小型なのが最大のメリットです。軽量・小型で持ち運びやすさを優先するなら、コンデジを選ぶといいでしょう。
種類③アクションカメラ
アクションカメラとは、人の側頭部などに取り付けることができるほど、コンデジよりも軽量・小型なカメラです。
スポーツやレースなどに参加している人の目線で動画を撮影することが可能で、カメラを構えて撮影する動画に比べ、より躍動感のある映像が撮れるのが特徴です。
動画撮影に使えるカメラを選ぶ時のポイント
動画撮影を始めるにあたってカメラを選ぶポイントとしては、大きく2つあります。一つ目は、「撮影するスタイル」です。
例えば、被写体は定位置にいて、終始カメラを動かさず動画撮影するなら、軽量性よりも画質・機能の豊富なミラーレス一眼カメラを選ぶといいでしょう。また、例えば雪山を滑降するシーンを動画撮影する場合は、アクションカメラがおすすめです。
選ぶポイントの二つ目は、「画質」です。画質については、単に画素数が高いのではなく、背景をボカしたり、ノイズが少なく、手振れを抑え、被写体にピントがしっかり合う動画を作成するには、画質の良いカメラをおすすめします。
特にミラーレス一眼カメラは、従来の一眼レフカメラよりも軽量・小型ですが、同等の画質を誇ります。
動画撮影におすすめのカメラ11選
ミラーレス一眼カメラ SONY α7C
画質や高感度に優位なフルサイズのイメージセンサーを備えつつ、一眼レフより軽量・小型化したミラーレス一眼カメラです。フルサイズならではのボケ味、最大5段の手振れ補正、標準上限感度ISO51200を誇りながら、本体重量が420g程度と、非常に魅力的なカメラです。
撮像素子(イメージセンサー) | 35mmフルサイズ (35.6 x 23.8mm) Exmor R CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2420万画素 |
動画撮影モード | 4K、30ps |
露出補正 | ±5.0EV |
手振れ補正 | 5段(イメージセンサーシフト方式5軸補正 ) |
ISO感度 | 動画:ISO100-51200相当 (拡張: 上限ISO102400) |
質量(本体のみ) | 約424g |
ミラーレス一眼カメラ Fujifilm X-T4
富士フイルムのX-T4は、ローパスフィルターなしの裏面照射型イメージセンサーを持ち、手ぶれ補正は最大6.5段を誇る性能を備えます。
また、独自のフィルムシミュレーションを備えていたり、「4Kデジタルシネマ」サイズの動画撮影が可能であり、まさに動画撮影向きのミラーレス一眼カメラと言えるでしょう。
撮像素子(イメージセンサ) | APS-Cサイズ(23.5mm×15.6mm) X-Trans CMOS 4センサー |
有効画素数 | 約2610万画素 |
動画撮影モード | DCI4K(4096×2160)、59.94ps |
露出補正 | ±5.0EV(動画撮影時は-2.0EV~+2.0EV) |
手振れ補正 | 6.5段(イメージセンサーシフト方式5軸補正 ) |
ISO感度 | ISO160-12800相当 (拡張: 上限ISO51200) |
質量(本体のみ) | 約526g |
ミラーレス一眼カメラ Panasonic LUMIX DC-G100K
イメージセンサーが4/3型の「マイクロフォーサーズ」規格のミラーレス一眼カメラで、標準ズームレンズキットでも412gと、一般的な一眼レフカメラの半分ほどの軽さで、一眼カメラの中でも群を抜いた軽量・小型であることが最大の魅力です。
また、4K30psの動画撮影に対応するほか、最大感度ISO25600や、撮影距離12-32mm(35mm換算24-64mm)のレンズやフラッシュも内蔵するなど、すぐに撮影する環境が整うのも特徴です。
撮像素子(イメージセンサー) | マイクロフォーサーズ 4/3型Live MOSセンサー |
有効画素数 | 約2,030万画素 |
動画撮影モード | 4K/30p |
露出補正 | ±5.0EV |
手振れ補正 | レンズ側にて補正 |
ISO感度 | ISO100-25600相当 |
質量(本体のみ) | 約303g ※ レンズ他込みで約412g |
ミラーレス一眼カメラ OLYMPUS PEN E-PL10
Panasonicと並ぶマイクロフォーサーズ規格のメーカー、オリンパス社による製品で、PENの冠を持ち、かつ軽量・小型なのが特徴のカメラです。
約3.5段分の手振れ補正機構を内蔵し、4K 30p撮影が可能なほか、HD画質による120fpsハイスピード撮影ができるなど、動画撮影性能も十分です。
撮像素子(イメージセンサー) | マイクロフォーサーズ 4/3型Live MOSセンサー |
有効画素数 | 約1,605万画素 |
動画撮影モード | 4K/30p |
露出補正 | ±3.0EV |
手振れ補正 | 3.5段(撮像センサーシフト式3軸手ぶれ補正) |
ISO感度 | ISO100-25600相当 |
質量(本体のみ) | 約332g |
コンデジ キヤノン PowerShot G7 X Mark III
コンデジでは大型の1.0型CMOSセンサーを備えたカメラです。レンズは24-100mmで、広角から望遠までカバーしつつ、ズーム全域でF1.8からF2.8と、とても明るいレンズが強みです。また、Wi-Fi経由で、カメラから直接YouTubeへライブ配信できるのも便利です。
撮像素子(イメージセンサー) | 1.0型 高感度CMOS(積層型) |
有効画素数 | 約2,010万画素 |
動画撮影モード | 4K/30p |
露出補正 | ±3.0EV |
手振れ補正 | 光学式 約4.0段 |
ISO感度 | ISO125-25600相当 |
質量(本体のみ) | 約280g |
コンデジ オリンパス Tough TG-6
アウトドアや水中など様々な環境においても頑丈で、防水、防塵、耐衝撃、耐荷重、耐結露など、まさにタフなカメラと言えるでしょう。
また、明るさF2.0から撮れる25-100mm光学4倍ズームや、2.5段の手振れ補正、4K30pや、SD画質480fpsのハイスピード動画撮影が可能など、魅力的な機能・性能を備えています。
撮像素子(イメージセンサー) | 1/2.33インチ 裏面照射型COMSセンサー |
有効画素数 | 約1,200万画素 |
動画撮影モード | 4K/30p |
露出補正 | ±2.0EV |
手振れ補正 | 光学式 約2.5段 |
ISO感度 | ISO125-12800相当 |
質量(本体のみ) | 約280g |
コンデジ SONY Cyber-shot RX100 VI
コンパクトデジタルカメラとしては少し高額な部類に属しますが、小型の筐体に機能・性能が詰め込まれたカメラです。
センサーは1.0型の大型タイプで、24-200mmと広角から望遠までカバーしながらF2.8からの明るいレンズを備え、約4.0段の手ぶれ補正機能を備えるなど、必要な機能はほぼ備えているカメラです。
撮像素子(イメージセンサー) | 1.0型(13.2mm x 8.8mm)Exmor RS CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2,010万画素 |
動画撮影モード | 4K/30p |
露出補正 | ±3.0EV |
手振れ補正 | 光学式 約4.0段 |
ISO感度 | 動画:ISO125-12800相当 |
質量(本体のみ) | 約274g |
コンデジ(vlogキット) SONY VLOGCAM ZV-1G
Vlog(Video Log)を撮影するのに特化されたカメラと、動画撮影に便利なウィンドスクリーンやシューティンググリップがセットとなった、オールインワンキットです。
ボタンを押すだけで背景がぼけたり、はっきり写したりが簡単に切り替えられる「背景ぼけ切り替え」機能や、顔と物(商品など)へのピント切り替えを素早く行える「商品レビュー用設定ボタン」、リアルタイム瞳AFなど、まさに動画撮影に特化した機能が満載のカメラキットです。
撮像素子(イメージセンサー) | 1.0型(13.2mm x 8.8mm)Exmor RS CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2,010万画素 |
動画撮影モード | 4K/30p |
露出補正 | ±3.0EV |
手振れ補正 | 光学式 約4.0段 |
ISO感度 | 動画:ISO125-12800相当 |
質量(本体のみ) | 約267g |
アクションカメラ GoPro「HERO8 Black」
アクションカメラの代名詞的存在であるGoPro社のカメラです。強力な手振れ補正機構「HyperSmooth2.0」を搭載。
高速な映像で撮影できる「TimeWarp2.0」、暗部の撮影をタイムラプスで実現する「ナイトラプス ビデオ」など、動画撮影のための機能が、小さな筐体にふんだんに盛り込まれています。もちろん、耐久性、防水性に優れ、アクションカメラとしての要件も満たしています。
撮像素子(イメージセンサー) | 1/2.3インチセンサー |
有効画素数 | 約2,010万画素 |
動画撮影モード | 4K/30p |
露出補正 | ±3.0EV |
手振れ補正 | 光学式 約4.0段 |
ISO感度 | 動画: ISO125-12800相当 |
質量(本体のみ) | 約267g |
アクションカメラ KODAK PIXPR0 4KVR360
世界大手の写真用品会社であったコダックのアクションカメラです。とてもユニークな箱型の筐体で、超広角である2つのレンズの組み合わせにより、360°のビデオが撮影可能です。
しかも4Kクラスの動画や、360°で120fpsのハイスピード動画撮影も可能となっています。もちろんSNSへのアップロードもスマートフォンのアプリから簡単に行える手軽さです。
撮像素子(イメージセンサー) | 1/2.3インチセンサー×2 |
有効画素数 | いずれも約2,068万画素 |
動画撮影モード | 360°動画:4K/24p 197°動画:4K/30p 235°動画:2K/30p |
露出補正 | ±3.0EV |
手振れ補正 | 電子式 |
ISO感度 | 動画:ISO100-1600相当 |
質量(本体のみ) | 約130g |
アクションカメラ キヤノン iNSPiC REC FV-100
最後に紹介するのは、今までのカメラの概念を変える、ウェアラブルカメラです。このカメラにはファインダーや液晶画面がありません。その代わり、カラビナにもなるユニークな穴があり、この穴をのぞいてフレームをイメージしながら動画撮影するスタイルです。
撮れた映像は、スマートフォンに転送してSNSに簡単にシェアでき、耐衝撃、防水にも優れていて、子どもが撮影するのにも最適です。重さは約90gでとても軽く、着せ替えジャケットも用意されており、おしゃれに持ち歩けそうです。
撮像素子(イメージセンサー) | 1/3型 CMOSセンサー |
有効画素数 | 約1,300万画素 |
動画撮影モード | HD30p、フルHD30p/60p |
露出補正 | 自動露出のみ |
手振れ補正 | 電子式 |
ISO感度 | 動画: ISO100-3200相当(オート) |
質量(本体のみ) | 約90g |
動画撮影にあると便利な機材
機材①三脚
三脚は、カメラを固定させ、ブレない映像を撮るためには必須の機材です。少し離れたところから自分を撮影するような定点撮影に向いています。ミラーレス一眼カメラは一眼レフカメラより軽量ですが、安定させるには三脚が必要です。
三脚を選ぶポイントは、①カメラ機材の重さに対応するか、②三脚本体の重さ・頑丈さ(アルミやカーボン)、③カメラの向きを固定する雲台の種類、④ローアングル(低い位置まで下げられるか)動画撮影が可能か、といって点を考えるといいでしょう。
機材②ジンバル
ジンバルは、手振れを抑え、希望する角度にカメラを向け、安定して手持ち動画撮影ができる機材です。
ジンバルを選ぶポイントは、特に軽さや頑丈さがポイントですが、ピントやズームができるものや、三脚が付属するものなど、付加機能に着目するといいでしょう。
機材③収録用マイク
収録用マイクは、カメラ本体のマイクよりも高音質で、集音力が高いのが特徴です。マイクを選ぶポイントは、特定の方向の音を取り込む場合はショットガンタイプ、人物の音声を安定して取り込む場合はピンマイクのタイプがいいでしょう。
また、風切り音を防ぐため、ウィンドスクリーンも必要に応じて組み合わせるといいでしょう。
機材④照明
照明は、暗い環境時に対象を明るく照らすほか、人物の顔を安定して明るく撮る場合に活用できます。
照明を選ぶポイントは、光源の種類(LEDや蛍光灯、白熱球)、色温度、それから照度(明るさ)のほか、必要に応じて、照明を固定するスタンドや、光を効果的に反射させるレフ板などを検討しましょう。
カメラや機材を揃えて動画撮影をしてみよう!
動画撮影のためのカメラや機材はさまざまなものがあり、製品によって独特の機能が使えたり、自分が求めていた性能があったりと、選ぶ楽しさもあります。
自分の撮りたいシーンや対象などに適したカメラや機材を選び、これらをうまく活用して、ぜひ素晴らしい作品を作ってみましょう!