住職一体型のコリビングとは?シェアハウスとの違いや国内外でサービスを提供する会社を紹介

住職一体型のコリビングとは?シェアハウスとの違いや国内外でサービスを提供する会社を紹介

「コリビングってなに?」
「欧米で人気の新しい暮らし方を知りたい」
「日本で提供しているサービスを知りたい」
など考えていませんか?

新型コロナウイルスの影響によって、会社に出社しない働き方が普及しました。場所を問わず働けるようになったことで、自分の好きなところで仕事をしたいと考える方も増えているのではないでしょうか。

しかし、テレワークの普及でどこでも働けるようになりましたが、上司や同僚とコミュニケーションを取る回数が減る傾向にあります。気軽に相談や雑談などができないので、仕事のモチベーション低下につながる可能性があるでしょう。

そこで欧米で生まれた新しい暮らし方のコリビング(co-living)がおすすめです。複数人で居住空間を共有するシェアハウスと、仕事空間を共有するコワーキングスペースの性質を併せ持つ施設です。

この記事ではコリビングについて詳しく解説していきます。また国内外でコリビングを楽しめるサービスもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

コリビングって何?

コリビングは住職一体型の施設です。複数人で一緒に暮らすシェアハウスと、仕事環境を共有するコワーキングスペースを組み合わせた施設となります。仕事をしやすいようにインターネット環境が整っているのが特徴です。

そのため、テレワーク・リモートワークに最適です。さらに好きなときに入居できたり、移動できたりするのでノマドワークにも活用できます。

コリビングは2010年後半に欧米で登場しました。主にニューヨークやロンドンなどの大都市で人気があり、若者を中心に利用者が増えているのです。日本ではあまり聞いたことがない方もいるかもしれませんが、いくつか提供されているサービスがあります。

仕事をするためのコワーキングスペースはもちろんのこと、居住者が住居する個室や共有スペースが用意されています。一人ひとりに個室が用意されているので、安心できる方も多いでしょう。共有スペースには、広々としたキッチンや質のよい家具などがあるため、休憩時間を快適に過ごすことが可能です。

またコリビングでは居住者同士の交流を深めるためのイベントが多くあります。例えばヨガやジョギングなどが開かれることも。施設によっては、ジムや映画館などの施設が用意されていることがあり、比較的家賃が高めに設定されています。

シェアハウスとの違い

コリビングとの違いはコワーキングスペースの有無です。シェアハウスとは複数人で住宅を共有して暮らすことです。主に暮らすことが目的の施設なので、仕事をするためのコワーキングスペースは用意されていません。仕事をするために会社に出社したり、近くのカフェに移動したりするのが多いです。

またコリビングはコミュニティを重視する傾向にあります。住居者同士の交流を増やせるように、共同で調理をしやすい広々としたキッチンや長時間話せる居心地のよいリビングが用意されています。

定期的にイベントも開催されているので、比較的交流しやすいのが特徴です。仕事で困ったことがあれば、相談しやすい環境になります。さらに交流を深めたら、新たなビジネスが生まれる可能性があるでしょう。

職住一体型のメリット

職住一体型のメリットは以下のとおりです。

  • 自分に使える時間が増える
  • 疲労を軽減できる
  • モチベーション向上につながる

1つ目のメリットは自分に使える時間が増えることです。会社に出社する必要がないので、通勤時間を有効活用できます。自宅と会社が遠いと往復で1時間以上かかることもあるでしょう。

通勤時間を有効活用できれば、資格の勉強や趣味などに時間を使えます。そのため、仕事に活用でき新たな業務を任せてもらえることも。

2つ目は疲労を軽減できることです。通勤時間帯の交通機関は非常に混雑します。首都圏の電車であれば乗車率が100%を超えることが日常茶飯事です。会社に出社するだけで、疲労が溜まります。さらに帰宅時間帯も混雑するので、疲れた身体を休ませられないでしょう。

職住一体型にすることで、通勤時間を削減できるので疲労が溜まりません。その分、仕事にエネルギーを使えるので、生産性を向上できます。

3つ目はモチベーション向上につながることです。コリビングには他の居住者がいて、自分と同じように仕事をしています。仕事をしている姿を見られるので、モチベーション向上につながるでしょう。

さらに交流する機会が多いので、仕事の悩みごとがあれば気軽に相談できます。

上記のように職住一体型には様々なメリットがありますので、ぜひ参考にしてみてください。

コリビングを展開する海外・国内企業

新型コロナウイルスの影響で、幅広い働き方ができるようになりました。コリビングを展開する海外・国内企業が気になる方は多いのではないでしょうか。

こちらではコリビングを展開する企業を解説していきます。

  1. 月額約20万円で世界中の施設が利用可能な「Roam」
  2. 国内コリビングサービスの先駆け「ADDress」
  3. 海外・日本のコリビングの違い

それぞれ解説していきますので、ぜひ活用してみてください。

月額約20万円で世界中の施設が利用可能な「Roam」

Roamは海外の企業が提供するコリビングサービスで、世界中の共同生活空間を提供しています。料金は週額500ドルで、月額1,800ドルです。世界中の部屋を借りられるのが特徴です。

プライベートベッドルームに加えて、プライベートシャワー・トイレが設置されているので安心して利用できます。さらにイベントスペースやオーディオルームもあるため、定期的にパーティ・ワークショップが開催されています。

主な利用可能な地域は以下のとおりです。

  • 日本
  • バリ
  • マイアミ
  • サンフランシスコ
  • ロンドン

日本には東京に拠点があります。上記のように欧米が中心ですが、仕事に必要なものと衣類があれば、すぐに入居でき仕事も開始できます。バリの拠点には専用のプールが用意されているので、休憩時間に泳ぐことが可能です。

Roamは海外に行くのが多い方や、外国人と一緒に暮らしたい方におすすめのサービスです。

国内コリビングサービスの先駆け「ADDress」

ADDressは株式会社アドレスが提供しているコリビングサービスとなります。定額料金で全国に住み放題です。料金は月額4.4万円(税込)からで住み放題となり、電気代やガス代、水道代が全て含まれています。

さらに敷金や礼金などの初期費用がかかりません。お好きなタイミングで何度でも移動できるのが特徴です。

利用できる拠点は全国47都道府県に180箇所以上あります。自然や歴史豊かな場所に多くあるので、仕事の合間にリラックスが可能です。

ADDressは国内の自然豊かな環境でテレワークを行いたい方におすすめのサービスです。ぜひお問い合わせしてみてください。

海外・日本のコリビングサービスの違い

海外で人気があるコリビングサービスですが、日本でも普及し始めています。海外の場合、施設内に住み込んでいることが多いです。自分の家を持たずにコリビングのみに住んでいます。

一方で日本の場合、サブスクリプションとして利用している方が多いです。自分の家を持っていて、テレワークをしたいときにコリビングを利用します。

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