リモートワークを快適に!ビデオ会議向けマイクをご紹介!
リモートワークや在宅勤務でビデオ会議を行う方も多いのではないでしょうか。ビデオ会議で必要なアイテムと言えばマイクです。パソコンに備え付けられたマイクには機能に限界があるので、十分とはいえません。
専用のマイクを使えば音質も良く、相手に言葉がはっきりと伝えられます。ビデオ会議用に専用のマイクを購入しましょう。ですが、ビデオ会議にあまりなじみがなく、どのマイクを選んで良いか分かりませんよね。
そこで今回は、ビデオ会議向けのマイクの紹介や選び方を解説します。ビデオ会議を快適にする便利グッズ&ツールも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。品質の良いマイクを使いストレスのないビデオ会議を実現しましょう。
ビデオ会議向けマイクの選び方
ビデオ会議向けのマイクの選び方を解説します。ポイントを抑えて自分に合ったマイクを選びましょう。
マイクの形状で選ぶ
マイクと言っても種類は多く、大きく分けて「スタンドマイク」「ヘッドフォンセット」「ピンマイク」「フラットマイク」「スピーカーフォン」があります。それぞれの特徴を解説します。
スタンダードな「スタンドマイク」
スタンドマイクとは、いわゆる据え置き型のマイク。音質に優れているのが特徴で、声をはっきりと伝えたい方にオススメです。さらに音質にこだわる方は「単一指向性マイク」を選んでください。単一指向性なら、マイクが向いている方向のみ音を拾うので、ハウリングが軽減されます。
使い方はデスクに置いて接続するだけ。デスクに置くので、ある程度スペースが必要なのがデメリットです。スペースがない場合は、別の形状のマイクを使うか、スタンドアームなどの取り付ける対処方法が必要です。
また、スタンドマイクはデスクに置き座った状態で使用することを想定としています。ビデオ会議中に立ってプレゼンをする場面には向いていないので注意してください。
イヤホンとセットになった「ヘッドフォンセット」
イヤホンとマイクがセットになったヘッドフォンセットは、音をしっかりと聞きたい方にオススメです。ヘッドフォンセットは、耳に密着した状態で使うため、相手からの声がクリアに聞こえます。音漏れの心配もないので、周囲にも迷惑が掛かりません。
デメリットとして、耳を圧迫するため長時間使用するには不向きです。長時間ヘッドフォンセットを使用する時は、ときどき外して休憩を入れてください。また、スタンドマイクと比べ音質はあまりよくありません。ビデオ会議中にハウリングを起こすこともあります。
ハウリングが気になる方は、単一指向性マイクを搭載したヘッドフォンセットを購入してみてください。商品数は少ないですが、単一指向性マイクを搭載したヘッドフォンセットも販売されています。
持ち運びしやすい「ピンマイク」
ピンマイクは、付属のクリップを上着の胸ポケットや襟などに挟んで使用します。小型で持ち運びやすいことと、スペースを取らないのが特徴。レンタルスペースやコワーキングスペースなど、外出先でビデオ会議を行う方やデスクのスペースがない方にオススメです。
また、小型なのでビデオ会議中でもマイクを気にすることはありません。ビデオ会議中に「マイクが視界に入って邪魔だ」と感じる方にもオススメです。デメリットは、衣服がこすれた時、雑音が入ること。雑音は、マイクカバーを使用すれば軽減されます。
複数人用の「フラットマイク」
フラットマイクとは、周囲の音を集音できる置き型のマイクです。平たい形状をしており、「無指向性(全指向性)」と呼ばれる機能を持ち、周囲の音を集音します。複数人で使用する時にオススメです。複数人で使用する時にオススメですが、一人用として使用する方もいます。
置き型ですが同じ置き型のスタンドマイクと違い、平たい形状をしているので、転倒のリスクがありません。ただ、周囲の音を集音するので、雑音を拾うこともあります。
複数人で音声も聞きたいなら「スピーカーフォン」
スピーカーフォンは、フラットマイクにスピーカーがついたマイク。フラットマイクのように平たい形状をしており、デスクに置いて使用します。会議室など、複数人で使う時にオススメ。スピーカーが付いているので、相手の声が良く聞こえるのがメリットです。
デメリットは、スピーカーの音をマイクが拾いハウリングすること。ハウリングが気になる方は、ノイズキャンセル機能やエコーキャンセル機能がある商品を選んでください。
端子で選ぶ
マイクは端子によって特徴が異なるので、それぞれ詳しく解説します。また、機器によって使える端子が異なるので注意してください。接続できる端子をチェックしてから購入しましょう。
音質を重視するなら「USB」
USB端子はラグが少なく、音質を重視したい方にオススメです。パソコンに直接つなぐだけで使用可能。電源の心配はありません。ラグが少ないので、発言した言葉がリアルタイムに相手に届きます。
デメリットは、USBがふさがってしまうこと。パソコンの接続部(受け口)は限りがあります。キーボードやマウスで使用している場合、USB接続のマイクが使えないことも。キーボードやマウスと併用しながら使いたい方は、接続部を増やすために、USBハブを使用してください。
パソコン以外にも使うなら「ミニジャック」
ミニジャックとは、先端が金属でできた端子のこと。金属でできているため、劣化しやすく音質はUSBより劣りますが、ラインナップが多く比較的に安価で購入できます。パソコン以外にもオーディオ機器にも使えるので、音楽を趣味にしている方にオススメです。
最近のパソコンにはミニジャックがないこともあるので注意が必要。ミニジャックがない場合は、変換アダプタを使用してください。また、劣化は接点復活剤などを使用してメンテナンスをすれば問題ありません。
有線か無線で選ぶ
接続方法は、「有線」「無線」があり、それぞれメリット、デメリットが異なるので解説します。
電池切れがなく、音質がよい「有線」
有線のマイクは、音質が良く、ラグがなく、電池切れがないのが特徴。ラグがないのが最大のメリットです。ビデオ会議は、インターネット回線を通して行います。回線の問題でラグが発生することも。
有線のマイクを使用しているからといって、回線のラグが無くなることはありませんが、発言した言葉とパソコン間でのラグはありません。有線は、ビデオ会議を少しでもスムーズに行いたい方にオススメです。
デメリットは、コードが邪魔に感じること。コードが邪魔に感じる方は、結束バンドなどで束ねる対策が必要です。有線でも電池が必要とする商品もあるので注意してください。
持ち運びに便利な「無線」
無線は、Bluetoothで接続するイヤホンマイクなど、比較的に小型な商品が多いのが特徴。コードがないので、デスク回りをスッキリとしたい方にオススメです。小型でコードの煩わしさがないので、外出先でビデオ会議を行う時に活躍します。
デメリットは、有線に比べてラグがあることと、電池式や充電式なのでバッテリー切れを起こすこと。あまりにもひどいラグはありませんが、気になる方は有線のマイクを使用してください。また、電池やバッテリーについてですが、予備の電池を用意するなど対策をしましょう。
一日中、フルに使用した場合はバッテリー切れを起こす可能性はあります。しかし、数時間程度のビデオ会議なら問題はありません。
機能で選ぶ
マイクには便利な機能があるので、機能によって選ぶのもポイントの一つです。主な機能をピックアップしました。それぞれ解説します。
「ミュートスイッチ」の有無をチェック
ミュートとは、接続した状態で一時的にこちら側の声を聞こえなくする機能のこと。ミュートスイッチがあれば、ボタン一つでミュートモードに切り替えることができます。ビデオ会議中、自身の発言が終わった後、マイクを入れたままでは周囲の音を拾ってしまいます。
周囲の音を拾っては、相手の発言の邪魔になってしまうことも。ミュートモードにすれば周囲の音は拾わないので発言の邪魔にはなりません。パソコン側でも出来ますが、ミュートスイッチならより簡単にミュートモードへ切り替えができます。
また、瞬時に切り替えられるので、突発的な電話や家族の声など相手に聞こえて欲しくない場面でも活用できます。
よりクリアな声を伝える「ノイズキャンセリング」
ノイズキャンセリングとは、周りの雑音を軽減させる機能のこと。よりクリアな声で伝えることができます。パソコンの操作を行いながらビデオ会議を行う方も少なくはありません。パソコン操作のタイピング音やクリック音は、相手を不快にさせることも。
ノイズキャンセリングがあれば、タイピング音などを軽減させるので、相手を不快にさせることなく、円満にビデオ会議が行えます。また、在宅勤務で周りの生活音を入れたくない方にもオススメの機能です。
ビデオ会議にオススメのマイク10選
エレコム HS-MC05UBK
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項目の例
・形状:スタンドマイク
・端子:USB
・有線・無線:有線
・機能:ミュートスイッチ
エレコムのHS-MC05UBKは、ミュートスイッチが付いたシンプルなスタンドマイクです。価格は1000円程度で、コストを抑えてシンプルなマイクを探している方にオススメ。単一指向性なので、ノイズは拾いにくい仕様です。
自由にマイクを動かせるフレキシブルアームを採用。動かしやすいアームは、自由に動かすことができ、自分に合ったポジションにマイクを向けることができます。
FIFINE フレキシブルマイク
※リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B07LGLG2V8
※楽天:https://item.rakuten.co.jp/makanamall/ffk052bk/
・形状:スタンドマイク
・端子:USB
・有線・無線:有線
・機能:ミュートスイッチ・ボリューム調節機能
FIFINEのフレキシブルマイクは、ミュートスイッチとボリューム調節機能が付いたスタンドマイク。また、ゴム製の滑り止めも付いています。底辺部分と先端部分の2つに角度調整が付いているので、座った高さに合わせて角度が変更可能です。
ミュートスイッチの指示ランプがついており、ミュート状態が一目で分かります。また、ボリューム調整が付いているので、自身の声音や周囲の音に合わせて音量が調整可能です。
Blue Microphones コンデンサー マイク
※リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B08TQQ2VMZ/
・形状:スタンドマイク
・端子:USB
・有線・無線:有線
・機能:ミュートスイッチ・ボリューム調節機能
カスタマイズ可能なBlue Microphonesのコンデンサーマイクは、音質も高く、さまざまな場面で使用できる万能マイクです。音質が良いので、ビデオ会議だけでなくYouTubeなどの動画投稿にも使用できます。音質にこだわる方にオススメです。
専用のソフトウェアを使えば、単一指向性、無指向性などカスタマイズが可能。一人でビデオ会議をやる時は単一指向性に、複数人で行う時は無指向性にカスタマイズするなど、幅広い場面で活用できます。
BUFFALO BSHSM03BK
※リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B001GNZRNU
・形状:ピンマイク
・端子:ミニジャック
・有線・無線:有線
・機能:-
シンプルなピンマイクを探している方にオススメなのが、BUFFALOのBSHSM03BKです。特別な機能はなく、純粋にマイク機能のみが搭載されています。マイク機能しかないので、価格もお値打ち。安価なマイクを求めている方にもオススメです。
安価ですがビデオ会議で使用するには十分です。
MAONO ピンマイク
※リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B01MDNFOFF
※楽天: https://item.rakuten.co.jp/chidoriseimen/k20200114/
・形状:ピンマイク
・端子:ミニジャック
・有線・無線:有線
・機能:切り替えスイッチ
MAONOのピンマイクは、付属に変換ジャックが付いており、パソコンだけでなくミキサーやスピーカーにも接続可能です。本格的なビデオカメラにも接続でき、ビデオ会議だけでなく、さまざまな場面で活用できます。電池式なので、電池切れに注意してください。
サンワサプライ MM-MC23
※リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B007WSKGIE
・形状:フラットマイク
・端子:ミニジャック
・有線・無線:有線
・機能:-
サンワサプライのMM-MC23は有線タイプのフラットマイク。手のひらサイズの小型で持ち運びに便利なのが特徴です。全方向から集音する無指向性タイプなので、複数人でビデオ会議を行う場面に活用できます。安価なフラットマイクを探している方にオススメです。
ロジクール ヘッドセット
※リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B079QB3DS5
※楽天:https://item.rakuten.co.jp/logicool/h111r/
・形状:ヘッドフォンセット
・端子:ミニジャック
・有線・無線:有線
・機能:ノイズキャンセリング
シンプルなヘッドフォンセットをお探しの方にオススメなのが、ロジクールのヘッドセット。実用性を重視したデザインは、ビデオ会議などビジネス時に活用できます。デザインはシンプルですが多機能なのが特徴です。
マイクのアームは180度回転可能。コンパクトになるので、収納が楽に行えます。また、180度回転するアームを活用すれば、左右どちらでも着用できます。デザイン的な機能だけでなく、音質も良く、ノイズキャンセリング付きと性能も優秀です。
ロジクール ゲーミングヘッドセット
※リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B071GBFYT4/
※楽天:https://item.rakuten.co.jp/honeyworld/2566-000051/
・形状:ヘッドフォンセット
・端子:ミニジャック・USB
・有線・無線:有線
・機能:ノイズキャンセリング
ロジクールのゲーミングヘッドセットは、ノイズキャンセリング機能が付いたヘッドフォンセット。いわゆるゲーム用のヘッドフォンセットですが、デザインやカラーリングもシンプルでビデオ会議に使用していても問題ありません。
通気性に優れており、締め付けは適度なので、長時間着用していても痛くなりにくい仕様です。付属のアクセサリーに変換コードが付いており、いろんな機器に接続できます。
ヤマハ YVC-330
※リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B081K96ZLW
・形状:スピーカーフォン
・端子:USB・Bluetooth
・有線・無線:両方対応可能
・機能:ミュートスイッチ・ボリューム調節機能・収音範囲制限機能
ヤマハのYVC-330は、4~6名程度の小規模会議室に最適なスピーカーフォン。有線だけ出なく、Bluetoothを使用して無線でも接続できます。Bluetoothを使えばスマートフォンやタブレットにも接続可能です。
ビデオ会議用のマイクとしてだけでなく、電話にも使えるので、オフィスに1台設置すればマルチに活躍できます。性能も優秀で、収音範囲制限機能と呼ばれる遠くからの音だけを抑制する機能付き。収音範囲制限機能で会議に参加した方だけの声を自動で拾ってくれます。
Anpoow ワイヤレスイヤホン
※リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B08728RQNX
※楽天:https://item.rakuten.co.jp/rideal/kdnrf7tm9hx0sejc/
・形状:ワイヤレスイヤホン
・端子:-
・有線・無線:無線(Bluetooth)
・機能:ノイズキャンセリング・ミュートスイッチ
Anpoowのワイヤレスイヤホンは、片耳に掛けるBluetoothイヤホン。イヤホンですがマイク機能も付いており、ビデオ会議でも活用できます。軽量で持ち運びが楽なのが特徴。パソコン以外でもBluetooth機能がついたスマートフォンなどにも接続できます。
最大で10時間以上使用可能。外出先でもバッテリー切れの問題はありません。外出先でビデオ会議を行う方、タブレットを使用してビデオ会議を行う方にオススメです。
用途に合ったマイクでビデオ会議をスムーズに!
ビデオ会議におすすめのマイクとマイクの選び方を解説しました。品質の良いマイクを使えばハウリングなどがなく、相手にクリアな言葉を伝えられます。ビデオ会議をスムーズに行うためにも備え付けのマイクではなく、品質の良いマイクを購入しましょう。