リモートワークやテレワークに最適な部屋作りを紹介!
自粛の影響もあり、自宅でリモートワークやテレワークを行う人が増えています。そんなリモートワークやテレワークに最適な部屋づくりを紹介。より快適なレイアウトにすることで、気持ちの良い環境で仕事を行えるのです。リモートワーク・テレワーク用の部屋作りの参考にしてください。
リモートワークやテレワーク用の部屋を作るメリットと課題
メリット①仕事に集中しやすくなる
リモートワークやテレワーク用の部屋を作るメリットから確認しましょう。快適な部屋で仕事をすることは、集中力をアップさせる効果があります。狭い部屋のままで仕事をするよりも、レイアウトを見直して整理したワークスペースはストレスフリーな状態を生み出します。
メリット②仕事道具などを整理することができる
自宅の部屋で仕事をする上ではメリハリが重要です。「仕事」と「暮らし」を分けた部屋づくりを行いましょう。仕事用の部屋を作ることは、仕事道具などを整理することにも繋がります。狭いと感じていた部屋もしっかりと片付けたレイアウトにすれば、リモートワークも快適になります。
課題①誘惑が多い
テレワーク用の部屋を作る上で、気をつけたい課題点も。自宅の部屋を作業場にした場合、どうしても誘惑が多くなります。テレビを見たり、漫画を読んでしまったりということにならないような部屋づくりにしましょう。
課題②通信環境に影響されやすい
自宅の部屋で仕事を行う際、防音なども課題になりますが、一番の問題点は通信環境に影響されやすい点です。スマホが普及したという背景もあり、Wi-Fi環境があっても有線LAN環境がない人も増えています。また、賃貸に備え付けの回線や格安Wi-Fiなどで通信速度が遅い場合もあるでしょう。
自分の部屋を仕事場にする際は、そういった通信環境を改善することが必要かもしれません。そのため、リモートワークやテレワークは自分の部屋ではなく、レンタルスペースを借りることも選択肢です。
課題③コストがかかる
新たに部屋の環境を改善する場合、コストがかかることを考えておきましょう。先程のように通信環境を改善する場合は費用がかかります。また、部屋が狭く、レンタルスペースなどを借りる場合もコストがかかるので注意です。また、継続してレンタルスペースを借りる場合の費用も計算しておくとよいでしょう。
仕事で通話を利用する場合、防音にも気をつけてください。賃貸では防音をしっかりと行っておかないと、騒音問題になる場合もあります。簡単な防音対策をするだけでも騒音を防げるので、賃貸の場合はそういったコストも必要です。
リモートワークやテレワークに最適な部屋の作り方
作り方①デスクのレイアウトを決める
リモートワークやテレワークに最適な部屋の作り方を紹介します。部屋で作業する場合、デスクがメインのスペースになります。そのため、デスクのレイアウトから考えて行きましょう。
窓の前や壁向きに設置するなど、デスクを置く場所によって快適な環境が異なります。窓側なら外の環境を眺めたり、日差しを受けたりと明るい雰囲気で作業が行えるでしょう。壁向きは集中力が高まり、仕事と暮らしのスペースをきっちり分けられるレイアウトです。
作り方②仕事で使うアイテムを設置する
次に仕事で使うアイテムを部屋に設置しましょう。パソコンやネット環境、ケーブルの配置など様々なものが必要です。また、パソコンのケーブル類はケーブルボックスなどを使って隠すと整理されて作業がしやすくなります。おしゃれなケーブルボックスも販売されているので、そういったものを利用してください。
もし、仕事で使う道具が高額ですぐに用意できない場合は、借りることも検討しましょう。オフィス用品やOA機器を借りるサービスもあるので、急遽リモートワークやテレワークが必要になった際におすすめです。
作り方③収納場所を確保する
仕事に必要な資料を収納するスペースを作りましょう。デスクの周辺に収納棚を設置するのがおすすめです。100均で販売されているファイルなどを利用し、色分けして収納すると作業効率がアップします。狭い賃貸でも収納場所を工夫すれば、広々とした空間を確保できるのです。
収納場所を確保することで、誘惑されやすいものを隠すこともできます。仕事に関係無いものを隠すことで、仕事に集中し、メリハリの効いた作業スペースが用意できるでしょう。
作り方④おしゃれで心地よいインテリアにする
基本的なレイアウトが完成したら、おしゃれで心地よいインテリアにしましょう。ちょっとした小物をデスクや棚に飾るだけで、おしゃれで心地よい環境になります。たくさん置きすぎるとごちゃごちゃしたデスクになり、集中力も落ちるので、お気に入りの小物をほどよく飾るのがポイントです。
作り方⑤座りやすい椅子を用意する
作業をする場所に座りやすい椅子を用意しましょう。安価な椅子も多いですが、長時間の作業を考えて座りやすく、体の負担が少ないものを選んでください。ゲーミングチェアのようなものから、高級チェアのアーロンチェアなど様々なものが販売されています。家具店やショールームで実際に座ってから選ぶとよいでしょう。
作り方⑥仕事部屋と生活空間を分ける
リモートワークやテレワーク用の部屋は、仕事部屋と生活空間を分けて作ってください。メリハリのある環境にすることで、仕事に集中することができます。また、仕事部屋と分けることでプライベート空間を確保できるでしょう。気晴らしのつもりが、気がついたらパソコンで仕事を始めていた、とならないようなレイアウトがおすすめです。
狭い賃貸では空間を分けにくいこともありますが、断捨離を行ってスペースを確保しましょう。また、どうしても狭い賃貸で気晴らしがしにくい場合は、後ほど紹介するカフェやコワーキングスペースを利用してください。
リモートワークやテレワークに適した自宅以外の場所
場所①コワーキングスペース
自宅以外でリモートワークやテレワークに適した場所を紹介します。自分の部屋が狭いという人は、コワーキングスペースなどを利用してみましょう。
コワーキングスペースは企業が提供している、仕事をする人のための場所です。もともとは2005年頃からアメリカのサンフランシスコを中心に始まったサービスといわれています。日本でも2010年頃から数が増えており、図書館やカフェなどのオープンスペースがコワーキングスペースとして提供されているのです。
他業種や他業界との交流もしやすく、新しいビジネスチャンスを得られる可能性があります。自分の部屋だけで作業していると人との交流が失われ、最新の情報も入りにくくなるのです。そういった場合はコワーキングスペースを利用して、快適な環境で仕事を行いましょう。
場所②レンタルスペース
レンタルスペースが増加している背景に、新型コロナウイルスの影響があります。リモートワークやテレワークが推奨されるようになり、新しい仕事の形が増えています。その中で、コワーキングスペースと同じくレンタルスペースというサービスも注目されるようになりました。
レンタルスペースとコワーキングスペースとの違いは、基本的に貸し切りで利用する点です。自分の部屋は狭いという人や、カフェではセキュリティ面の不安がある、という人にレンタルスペースが人気になっています。様々な種類やサイズが用意されているので、目的にあわせて借りることができます。
場所③シェアオフィス
レンタルスペースを借りるほどではない、という場合はシェアオフィスをおすすめします。レンタルスペースはスペース全体を借りる必要がありますが、シェアオフィスは基本的に自由席となっており、気軽に利用できるのが人気の理由です。
特にフリーランス系の職種に利用されており、おしゃれな空間で仕事をしたい人におすすめです。時間単位や月契約単位でレンタルできるので、目的にあわせて費用を抑えられます。
場所④カフェ
おしゃれなカフェで気軽にリモートワークやテレワークを行うのも選択肢です。自分が普段から使っているカフェで作業するのは、気分転換にもよいでしょう。注意点としては、通話をしながら仕事をする場合はカフェのBGMなどが雑音になってしまうことがあります。
また、セキュリティ面が心配なので、そういった注意点に考慮してカフェで作業を行うようにしましょう。美味しいドリンクや軽食を注文できるので、自宅の部屋以外で作業をしたい場合に最適です。レンタルオフィスを借りる場合と比較して費用も抑えられるのもメリットといえるでしょう。
リモートワークやテレワークに適した部屋を作ろう!
リモートワークやテレワークに適した部屋作りについて紹介しました。自宅で仕事をする場合は、仕事と生活空間をしっかりと分けることが重要です。もし、自分の部屋が狭い場合やメリハリをつけたい場合は、コワーキングスペースやレンタルスペースを利用しましょう。
今後もリモートワークやテレワークの需要は高まる可能性があり、自宅の部屋はもちろんですが、近隣の施設の情報を集めておくことをおすすめします。新しい仕事の形に対応できる部屋づくりを行いましょう!