ウェビナーの意味やおすすめのツールなどを紹介!
マーケティング業界で新しい手法として確立されつつある、ウェビナー。ウェビナーは、海外では効率的なマーケティング方法として、数年前から実施されています。ウェビナーという言葉を聞いて、まだ意味や仕組みを理解していない人も少なくありません。
本記事では、ウェビナーの言葉の意味や特徴、ウェビナーのメリットやデメリットを紹介します。新しいマーケティング方法を模索している人は、本記事を参考にしてください。
ウェビナーの意味と主な特徴
ウェビナーの言葉の意味
ウェブとセミナーを組み合わせて新たに作られた造語が、ウェビナー。ウェビナーの意味は、ウェブ上でセミナーを配信すること。ウェビナーと同じ意味で使用されがちなWEB会議システムですが、WEB会議システムは、比較的少人数で使用されます。
一方、ウェビナーは数十人~数千人の規模で行われることが多いです。多くの人が参加し、対話型のセミナーや講演会を行います。
特徴①録画して配信する方法がある
ウェビナーには、2通りの配信方法があります。録画して配信する方法は、視聴者が好きなタイミングでセミナーを受講できるというメリットも。
事前に資料や動画を作っておけるため、凝った内容のウェビナーを開催できます。また、作成した資料をダウンロードできるようにしておくことで、視聴者はより内容を理解しやすくなります。
特徴②リアルタイムで配信する方法もある
予定した日時にリアルタイムで配信するウェビナーも多いです。リアルタイムで配信しているため、視聴者の質問や意見、疑問点にもすぐに回答できるメリットがあります。また、視聴者の反応を見ながら、臨機応変に内容を変更できることもリアルタイムの特徴。
ウェビナーのメリット・デメリット
メリット①コスト削減に繋がる
ウェブを利用しないセミナーの場合、会場のレンタル費用や交通費など、コストがかかります。しかし、ウェビナーは会場をレンタルする必要もなく、交通費もかからないためコスト削減に繋がります。セミナーの予算面が気になっている人は、利用を検討しても良いでしょう。
メリット②場所や人数に制約がない
場所や参加人数に制約がないのも、メリットのひとつ。主催者だけでなく参加者は、インターネットがつながるパソコンやタブレットがあれば、気軽に参加できます。配信型のウェビナーを利用する場合は、自分の好きなタイミングで視聴可能。
セミナーと聞くと、障壁が高く参加しにくいというイメージを持っている人も少なくありません。ウェビナーは、どこからでも参加できるため、障壁が低く、参加率も上がります。利用するウェビナーのツールは、使い方が簡単なものを選ぶことで、さらに集客を見込めるでしょう。
デメリット①通信環境に影響されやすい
ウェビナーの最大のデメリットとして、音声や画質が乱れるといった、通信環境に影響されやすい点が挙げられます。通信環境は視聴者によって異なるため、運営側では対処できません。
リアルタイム配信型のウェビナーでも、録画機能を使い、視聴者が再度受講できるような仕組み作りが重要。音声の乱れで視聴できなかったというトラブルを防ぐためにも、対策を考えておきましょう。
デメリット②参加者の意欲が伝わりにくい
ウェビナーの参加者は、顔が見られることなくセミナーに参加できるメリットがありますが、運営側にとっては、顔が見えないことがデメリットになります。参加者の表情や雰囲気が読み取れないため、参加者の意思が運営側に伝わりにくいことも。
顔が見えない中でも、運営側は参加者の意思を理解する必要があります。ウェビナーツールのアンケート機能を利用したり、チャットツールを使って質問を受けるなど、工夫が必要。一方的に配信するだけでなく、参加者の意見を取り入れたウェビナーを開催することを、心がけましょう。
ウェビナーにおすすめのツール
zoomビデオウェビナー
多くの企業がWEB会議などで利用している、zoom。zoomが提供しているウェビナーのツールは、参加者100名までは、無料で使用できます。zoomビデオウェビナーの無料プランは参加者が3人以上になると、40分という利用制限がかかるため注意が必要です。
zoomビデオウェビナーは、小規模チームから大企業向けのプランまで用意されており、年間契約することで料金を安く抑えられます。ワンクリックで録音や録画ができるため、議事録作成にも役立ちます。
V-CUBEセミナー
V-CUBEセミナーは、大規模なウェビナーもスムーズに進行できるというのもメリットのひとつ。ロゴやテキストの追加など、視聴者に理解しやすいような効果的な演出も可能です。ウェビナーごとに、テキストやロゴを入れ替えることで、視聴者はさまざまなウェビナーを体験できます。
また、配信スタジオのレンタルも可能。配信スタジオ、専用機器や配信スタッフのトータルサポート込みで、料金は35万円~となります。配信システムのみの利用もできるため、料金は利用者によって異なります。
Live On
コストを抑えてウェビナーを開催したい人には、Live Onがおすすめ。Live Onは、使い放題の料金プランも用意されており、月額3000円から利用できます。低価格でありながらも、高品質、高機能で使い方も簡単です。
ウェビナーとしてだけでなく、資料の共有やアンケートにも利用できます。無料のトライアルも実施しているので、導入前に使い心地が試せるのもメリットのひとつです。
ネクプロ
マーケティング活動全般に利用できる機能が備わっている、ネクプロ。顧客の管理や資料のダウンロード、アンケートも実施可能です。料金も月額5000円からという、使いやすい価格設定も特徴。集客や、顧客を商談につなげられない企業におすすめのツールです。
ウェビナーの意味や使い方を覚えておこう!
ウェビナーの意味や使い方、メリットやデメリットを紹介しました。新しいマーケティング方法として注目されている、ウェビナー。利用するツールによって、使い方や料金、機能はさまざまです。ウェビナーの意味や使い方を覚えて、ウェビナー開催に役立ててください。