社会人におすすめの勉強方法を徹底解説!
学校を卒業し、社会人になると自分から勉強することも減り、学習機会も少なくなります。実は社会人になったからこそ、勉強しておくと将来が大きく変わります。
本記事では、社会人におすすめの学習内容や、社会人が勉強するメリット、忙しい社会人が効率よく学習を進めるためのやり方を徹底解説します。学習時間が取れないと悩んでいる社会人には、時間を確保する方法も紹介しているので、参考にしてください。
社会人が勉強するメリット
まずは、社会人が勉強するメリットを解説します。社会人が進んで学習することで、昇進や昇給といったステップアップだけでなく、社会人に必要なマナーも身に付けられます。さまざまなメリットがあるため、何かを学びたい社会人は必見です。
メリット①教養やマナーを身に付けることができる
社会人に必要なマナーや、生活する上で知っておくべき教養を身に付けることができるのも、勉強するメリットのひとつ。社会人になると、学生のように細かいマナーや教養を教えてもらうことはできません。そのため、社会人になると、仕事で必要な知識やマナーは自分から進んで学ぶ必要があります。
例えば、上司や取引先にメールを送る際のマナーや、目上の人に対する言葉遣いなど、学校では学ばないようなことを、自然と行わなければなりません。
社会人になると、同じ会社の人だけでなく、他社の人とも関わるため、教養やマナーは必要不可欠。相手に好印象を与えられるような社会人になるために、最低限のマナーや教養は必要です。
メリット②昇進や昇格などのステップアップに繋がる
職種によって、必要な資格や学習内容が異なります。社会人は、仕事で必要な資格や知識を身に付けることで、昇進や昇格などのステップアップにつながります。
例えば、専門性の高い技術職についている社会人は、業務にかかわる資格やマネジメントの勉強をすることで、プロジェクトのリーダーに抜擢されることも。キャリアアップのためには、学習は必要不可欠です。
メリット③高い収入を得られるようになる
収入アップのために、資格取得に取り組む社会人も少なくありません。仕事をする以上、収入を増やしたいのが社会人の本音。社会人は、資格やスキルアップにつながる知識を身に付けることで、高い収入が得られることも。
会社によっては、指定された資格を取得するごとに給料がアップするなどの制度を導入しています。毎月数千円~数万円増えるだけでも、1年間ではかなりの収入アップになります。比較的、難しいとされている資格を取得すると、収入も高くなる傾向にあります。
入社したばかりの社会人は、同僚と差をつけるためにも、資格の取得に向けて勉強しても良いでしょう。
メリット④自分に自信が持てる
勉強は自分のためになります。幅広い知識を得ることで、自分に自信を持つことができ、仕事の効率もアップするでしょう。自分の得意分野を作ることで、自分をアピールできるようにもなり、自分への自信が高まります。
何を勉強するか決められない場合は、自分の得意な分野から始めても良いでしょう。1つずつ、できることや知識を増やすことが、スキルアップへの近道になります。
メリット⑤人脈の幅が広がる
勉強することで、同じ資格取得を目指す人や、同じ分野を学んでいる人と交流できる機会も増えます。資格のセミナーや、講習会に参加すると、年代や業界にとらわれずさまざまな社会人と交流できるため、人脈の幅も広がります。
社会人になると、仕事以外での人脈づくりは難しいもの。同じ目的を持った人と交流することで、モチベーションアップや知識交換などの機会も得られます。
メリット⑥転職する時の強みになる
転職の強みになるところもメリット。スキルアップや労働条件の改善を求めて、転職しようとする社会人は少なくありません。実際に、社会人の2人に1人は転職経験があるという調査結果も出ています。
すでに転職したい業界が決まっている場合は、その業界に関する資格や知識の学習を行いましょう。まだ、業界が決まってない場合も、どの業界でも使用する語学やITについて勉強するとベター。転職のために身に付けた知識は、仕事だけでなく、今後の将来にも役立ちます。
メリット⑦生涯役立つスキルが身に付く
生涯役立つスキルが身につくことも、社会人が勉強するメリットのひとつ。例えば、語学を学んでいる場合、グローバル市場でも役立ちます。今後開発される新しい技術への興味を深めることも可能。自分の得意な分野から、勉強を始めることで、さまざまな発見ができるでしょう。
メリット⑧仕事へのモチベーションが上がる
勉強によって身に付けた知識を仕事で発揮できると、仕事に対するモチベーションもアップします。仕事のモチベーションが上がると、仕事の成果もあがりやすく、良い結果に繋がります。良い結果を出せるようになると、会社からの評価も上がり、高い収入を得られることも。
仕事へのモチベーションが上がると、好循環がうまれます。何をしても上手くいかないと悩んでいる社会人ほど、勉強はおすすめです。
社会人が勉強しない理由
次は社会人が勉強しない理由をまとめました。社会人は、自由な時間が限られていることや、現状に満足していることで知識を身に付ける機会が少ない傾向にあります。社会人が勉強しない理由を確認していきましょう。
理由①勉強時間が確保できない
仕事が忙しく、勉強する時間が確保できない社会人も少なくありません。社会人は1日のほとんどの時間を仕事や家事に費やしています。残業が多くプライベート時間が取れない、子育てや家事で忙しいなど、理由はさまざま。
もちろん、時間がなければ勉強はできません。時間を確保したい場合は、1日のスケジュールを見直し、隙間時間などを利用ができるかどうか、考え直す必要があります。
理由②何を勉強すべきか分からない
勉強することがない、何を学ぶべきか分からない社会人も多いでしょう。目標が明確でない場合、やる気も起こりません。何を学習すべきか分からないままでは、モチベーションが維持できず、途中で投げ出してしまうことも。
何のために勉強するのか、目的を明確にすることが大切。何を学ぶか決まらない場合は、会社が推奨している資格や、上司が取得している資格などリサーチしても良いでしょう。
理由③現状に満足している
現状に満足しているという理由から、勉強意欲がわかないことも。今の状態に満足している人は、向上心や成長意欲が起きにくい傾向にあります。現状を変えたいという思いが、勉強へのモチベーションにつながることが多いため、勉強の必要性を感じていない場合は、スキルアップは難しいです。
理由④自分を律することができない
今日は忙しいから明日しようと、やらなければならないことを先延ばしにしてしまうという経験をした人も多いのではないでしょうか。そのような経験がある人は、勉強する時間がないのではなく、自分を律することができていないことも考えられます。
自分を管理できていないと、勉強以外の楽しいことだけに時間を使ってしまうことも。とくに、社会人は時間の確保が難しいため、自分自身を管理する力が求められます。勉強すると決めたら、自分の甘えや誘惑に負けない仕組みつくりが必要です。
理由⑤やる気が出ない
やる気がないときは、勉強も手につかないもの。勉強の必要性や資格試験の日程が近づかないと、やる気がでない人も少なくありません。他に仕事などのやらなければならないことがあると、勉強は後回しになりがち。
やる気が出ないときは、勉強を日常生活のルーティーンに加えるとベター。例えば、夕食後は数分勉強するなど、自分の中でスムーズに学習に入れる、ルーティーンを作りましょう。
理由⑥誘惑に負けてしまう
自宅学習で多いのが、テレビや漫画などの誘惑に負けてしまうこと。家族が楽しそうに会話をしていると、仲間に入りたくなる人も多いでしょう。周囲に誘惑が多い環境は、勉強が進まな原因のひとつ。誘惑になるものは、視界に入れないようにする必要があります。
特にスマホは、数分使用するつもりでも、気づけば1時間経っていることも。スマホの通知を切っておくだけでも、集中力が格段にアップします。
理由⑦身近に勉強している人が少ない
社会人になると、日頃から勉強する人は少ないです。学生の頃のように、友人と切磋琢磨して学習に取り組む機会も減ります。社会人が1人で勉強を続けるためには、強い意志も必要。1人では勉強できない人は、同じ目的を持った社会人が集まるセミナーなどを受講し、仲間を作るのもベター。
社会人が勉強するのにおすすめの学習内容
内容①語学の勉強
どのような職種に就いたとしても、社会人は語学力が求められます。グローバル化が進んでいるため、高い語学力を持つ人は会社からも評価されます。
就職や会社での評価されるTOEICなどの勉強がおすすめ。まだ、社会人として何を勉強すれば良いか分からない人は、TOEICに向けて語学の勉強をしても良いでしょう。
英語を勉強する社会人が多いですが、勤めている会社が中国と取引が多い場合は中国語など、取引の多い国の言語を学ぶことおすすめ。語学の勉強はビジネスシーンだけでなく、海外旅行でも役立ちます。
内容②ファイナンス系の勉強
資産運用などのファイナンス系の勉強は、仕事だけでなく日常生活でも役立ちます。ファイナンス系の勉強は管理部門におすすめですが、お金の流れや仕組みを理解することで、自分自身のお金の管理もできるようになります。もちろん、お金の管理をしっかり行うと、プライベートも充実します。
お金の管理ができるようになると、昇進を目指すことも可能。ファイナンス系の資格は多数あるため、難易度が低いものから始めると、スムーズに学習が進められます。
内容③仕事に活用できる資格の勉強
仕事のモチベーションを上げるために、仕事に活用できる資格を取得したいと考えている社会人も多いでしょう。事務作業の多い人はパソコン関係の資格、経理部門で働く人は簿記などがおすすめ。直接仕事に関係する資格だけでなく、字を書くことが多い人はボールペン字などもおすすめ。
仕事に役立つことが分かると、勉強に対するモチベーションも上がるため、何を勉強すれば良いか、しっかりと判断してください。
内容④興味がある分野の勉強
勉強を始める時におすすめの内容が、自分が興味のある分野についてです。普段は全く勉強しない人でも、興味のある分野や内容は、スムーズに頭に入ってくることも。
興味のある分野がないという場合は、書店や図書館で、楽しそうだと思う本を読んでみましょう。知識を得て無駄になることはありません。仕事中の思わぬ場面で、役立つこともあります。
内容⑤独立や開業に役立つ勉強
社会人になり、いろいろな経験を積むと独立や開業を目指す人も少なくありません。独立や開業を考えている社会人は、独立や開業に役立つ勉強を始めましょう。独立や開業するためには、会社経営に関するさまざまな知識を身に付ける必要があります。
独立や開業という明確な目的がない人も、仕事に役立つ知識が多いため、勉強していて損はないでしょう。
内容⑥プログラミングの勉強
近年、注目されているプログラミング。IT業界に興味がある人やIT業界で働く人には、プログラミングの勉強がおすすめ。技術力を求められる業界で、自ら知識を身に付け、スキルアップする必要があります。
プログラミングの知識を身につけることで、高い収入を得ることも可能になります。IT業界は、転職のハードルが低いとされているため、IT業界に興味のある人も、プログラミングを学んでも良いでしょう。
内容⑦マナーや教養の勉強
社会人になると、最低限のマナーや教養は必要。社会人になると、新人研修などでマナーや教養を学ぶ機会がありますが、研修終了後は学ぶ機会も少なくなります。取引先の人や上司に対して、マナーや教養が良くないと、印象も悪くなり、仕事がしにくいと感じることも。
マナーや教養に関する書籍は多数販売されています。マナーや教養を身に付ることで、相手とも自信を持って話せるようになります。社会人としてのマナーな教養に関する知識は、社会人だけでなく、就職活動中の学生にもおすすめです。
内容⑧思考力を養う勉強
思考力は、幅広いビジネスシーンで役立ちます。業種や役職に関係なく、すべての社会人が身に付けるべきスキルとも言われる。思考力。
思考力を身に付けることで、プレゼン力や提案力が上昇し、コミュニケーションも円滑に行えます。思考力は普段の生活を見直すことで、身に付けられます。抽象的な言葉を具体化して話すように心がけることで、思考力が身に付くだけでなく、自分の伝えたいことを明確にできます。
社会人が勉強時間を確保する方法
時間の確保が難しい社会人。次は、社会人が学習時間を確保する方法を紹介します。忙しい社会人でも、普段の生活を見直すだけで、自然と空いている時間が見つかります。
方法①出社前の早朝
朝起きて、バタバタと身支度をして出社する社会人も少なくありません。出社前の時間帯は、学習におすすめ。人間の脳は、寝ている間に情報を整理しているため、朝は比較的頭がスッキリとしています。そのため、朝は勉強に向いている時間帯となります。
朝少し早く起きるだけで、勉強も捗るでしょう。社会人は早起きすることで、生活リズムも整い、仕事に対するモチベーションも上げられるでしょう。
方法②通勤時間
バスや電車で通勤している社会人も多いでしょう。通勤時間にスマホのゲームをしたり、寝ている人はもったいないです。電車やバスで座席に座っている場合、本を読んだり、音声を聞いて勉強時間を確保する方法もおすすめ。
1日30分の通勤時間でも1年単位で考えると、かなりの時間を通勤に費やしています。なんとなく過ごしている通勤時間を、勉強する時間に変更し、時間を有効に使いましょう。
方法③仕事の休憩時間
仕事の休憩時間を利用することも、勉強する時間を確保する方法のひとつ。仕事の休憩時間は、体を休めたり食事をとる時間。余裕がある場合は、勉強する時間として活用しましょう。
食事後は、脳が休憩モードに切り替わるため、思考力が必要な問題は不向き。そのため、覚えることが中心の分野がおすすめです。
繰り返し覚えることで、記憶の定着につながります。毎日、10分でも勉強することで確実に知識として身に付きます。工夫して勉強時間を確保しましょう。
方法④帰宅後の時間
帰宅後は、趣味やリラックスタイムに時間を使う人も多いでしょう。仕事のモチベーションを上げるために、趣味やリラックスの時間は大切。しかし、ダラダラしているだけで数時間が経ってしまっては、もったいないです。
趣味やリラックスの時間をとる前に、1日数分でも勉強する時間を確保しましょう。せっかくの時間を無駄にしてしまったと後悔しないように、帰宅後の時間管理をしっかり行いましょう。
方法⑤寝る前の時間
寝る前にベットに入って、スマホや漫画を読んでいる人も。寝る前に学習した内容は、記憶に残りやすい傾向にあるため、寝る前の勉強は効率的。特に暗記する分野を中心に、勉強しましょう。
毎日習慣づけるためにも、暗記したい内容をまとめておき、枕元に置いておくことがおすすめ。寝る前のスマホ時間を、勉強時間に変えることで、睡眠の質もアップします。
方法⑥日々の隙間時間
料理が出来上がるまでの時間や、スケジュールの間の時間など、毎日ところどころに隙間時間があります。この隙間時間を活用することで、効率よく勉強に取り組めます。社会人になると仕事が忙しく、まとまった勉強時間を確保できないことも。
まとまった時間を確保できない人は、隙間時間を勉強に充てる方法がおすすめ。まずは、隙間時間を意識して見つけてみましょう。意識することで、意外と無駄にしている時間が見つかります。隙間時間を上手く活用し、学習時間を確保しましょう。
方法⑦休日に勉強するのもおすすめ
社会人になると出勤した日は、残業などで疲れて勉強する気力な残っていないことも。まとまった時間がとれる、休日に勉強する方法もおすすめ。集中して取り組みたい場合は、図書館や学習スペースなどの静かな環境を利用しても良いでしょう。
思考力を必要とする分野は、まとまった時間がとれる休日に行うのもベター。集中できる場所を見つけて、有意義な休日を過ごしてください。
社会人が効率よく勉強するやり方
社会人が効率よく学習をすすめられるやり方をまとめました。時間の少ない社会人におすすめのやり方を紹介するので、自分の生活スタイルに合ったやり方を見つけてください。
やり方①時間帯別勉強法
最初に紹介する効率よく勉強するやり方は、時間帯別勉強法。時間帯別勉強法は、脳の1日の働きに合わせて、学習内容を調整します。
朝から午前中は、脳がリフレッシュした状態になっているため、脳が最もよく働く時間帯です。朝から午前中には、集中力や思考力が求められる分野の勉強がおすすめ。前日の学習内容も整理された状態で取り掛かれるため、頭を使うゴールデンタイムとも言えます。
午後は昼食を取り、脳が休憩モードに入ります。思考力や集中力が求められる分野ではなく、クリエイティブな内容が最適。新しいアイデアが浮かびやすいため、発想力が求められる分野を取り組みましょう。
夜は、暗記に適した時間帯です。日中に得た知識や情報は、寝ている間に整理されます。また、脳が必要だと感じた知識は記憶として定着します。そのため、夜や寝る前の時間は暗記の多い分野がおすすめ。何度も頭に入れることで、確実に知識として定着します。
やり方②1冊3周勉強法
参考書を読んでも理解できないという人は、1冊3周勉強法がおすすめ。1冊3周勉強法は、名前の通り、1冊の参考書を3周行うやり方です。繰り返し学習することで、理解を深められます。
最初は、とりあえず参考書を読むことから始めます。サッと内容を読み、分かるところと分からないところを明確にします。2週目は、内容を理解しながら読み進めます。内容が理解できているか確認するためにも、そのページの要約を書き込んでも良いでしょう。
3周目は、参考書を熟読します。3回目になると、本当に分からないところが明確になります。マーカーやペンをうまく利用して、分からないところを明確にし、解決していきましょう。時間がかかるやり方ですが、通勤時間などの隙間時間も活用できるため、社会人におすすめです。
やり方③ストップウォッチ勉強法
ダラダラと勉強してしまう人におすすめのやり方が、ストップウォッチ勉強法です。ストップウォッチで時間を区切りながら、メリハリをつけて勉強をする方法で、内容とかかった時間を記録します。毎回、記録をつけることで学習に費やした時間を一目で確認でき、効率アップにつながります。
やり方④録音勉強法
隙間時間を活用したい人は、録音勉強法がおすすめ。録音勉強法は、耳を使うやり方です。耳を使うというとリスニングの英語教材をイメージする人も多いでしょう。やり方は簡単で、自分で覚えたい問題や回答を録音して、オリジナル教材を作ります。
音声教材のため、仕事の休憩時間や通勤時間にもおすすめ。1回10分や5分などの、いろいろなパターンの音声教材を作っておくことで、いろいろなシーンで役立ちます。時間のない社会人が取り入れやすい方法のため、試してみてください。
やり方⑤分散学習勉強法
最後に紹介する効率よく勉強するやり方は、分散学習勉強法です。分散学習とは、学んだ知識を時間を置いてから復習するやり方です。忘れかけたころに何回かに分けて復習するやり方で、確実に記憶を定着させられます。
資格試験の前に、一夜漬けで知識を詰め込む人も多いですが、分散学習は一夜漬けよりも効率よく知識を身に付けられます。1回目の復習は1日後、2回目は1週間後、3回目は16日後など期間を開けていきます。記憶力が求められる分野におすすめの方法となるため、集中学習と使い分けてください。
社会人が勉強を続けるためのポイント
社会人が勉強を続けるためのポイントを紹介します。プライベートな時間の少ない社会人ですが、ご褒美や目標をつくることで学習意欲も高まります。忙しい社会人だからこそ、勉強が大切になるため、続けるためのポイントはしっかり確認しておきたいものです。
ポイント①目的を明確にする
勉強する目的や目標を明確にすることで、モチベーションを維持できます。やらなければならないから、なんとなく学習を始めたという人は、すぐに辞めてしまうことも。〇月〇日までに覚える、TOEICで〇点を取るなどといった、具体的な目的の設定が大切。
また、目標を決めたら視界に入る場所に貼っておきましょう。社会人は普段持ち歩いている手帳に大きく目標を書いても良いでしょう。
ポイント②勉強する習慣をつける
社会人になると、まとまった学習時間がとれず、学習の習慣をつけることが困難。社会人は残業や仕事のトラブルで、学習時間を確保できないことも。
しかし、忙しい社会人でも短い時間や隙間時間を活用することで、習慣づけることができます。社会人は仕事でも役立つ資格が多数あるため、1分でも10分でも時間があれば、学習に充てることをおすすめします。
ポイント③小さなご褒美を決める
目標を持って、毎日学習に取り組んでいる社会人でも、やる気がなくなってしまうこともあります。モチベーションを維持するために、自分自身に小さなご褒美を用意しても良いでしょう。目標に達成するまでの間に、小さい目標を設定し、達成できるごとにご褒美を決めると効果的。
ご褒美を楽しみに学習できるため、中だるみする心配もありません。スケジュールを決める際には、どのようなご褒美を用意するかも計画し、前向きに続けましょう。
ポイント④無駄な習慣を辞める
目的もなく、スマホを手に取りネットサーフィンやSNSをするのは、時間の無駄です。あまり時間のとれない社会人だからこそ、時間と心の余裕は必要。スマホやパソコンでネットサーフィンをする時間が増えると、勉強時間は減少します。
時間を無駄にしたと後悔しないためにも、無駄だと感じる習慣はやめましょう。休憩時間などを設けて、時間を決めてネットサーフィンやSNSするようにしてください。
ポイント⑤勉強仲間を作る
同じ目的や目標を持った仲間がいると、勉強も捗ります。前向きに楽しく学習を進めるためにも、仲間は大切。しかし、社会人は、職場や取引先の人とのかかわりがメインで、仲間を見つけるのは困難です。
仲間が見つけられない場合、学習を目的としたアプリがおすすめ。アプリは社会人だけでなく、学生も活用しています。アプリによっては、他の人の学習時間なども見れるため、モチベーションアップにつながります。
ポイント⑥無理をしない
社会人は学習時間の確保が最大の課題。日中や帰宅後に時間がとれないからといって、睡眠時間を削る人も少なくありません。睡眠は仕事や日常生活を送るうえで、とても重要です。毎日、睡眠時間を削ってしまうと、体調を崩してしまうことも。
無理をし続けると、学習自体が嫌なことだと思い込んでしまい、自然と拒否反応がでてしまいます。体調を崩してしまった場合は、体調が戻るまでしっかりと休み、無理をしないように心がけてください。
ポイント⑦毎日一定の勉強量をこなす
継続して続けるためには、毎日一定の勉強量をこなすことが重要。時間がないから明日やろうとすると、ペースを崩してしまいます。また、習慣づけるためにも、一定量はこなすようにしましょう。
体調に合わせて、量を調整することは可能ですが、極端に減らしてしまうと翌日のモチベーションも低下してしまいます。
ポイント⑧集中できる勉強場所を見つける
効率よく学習をすすめるためには、環境も重要。自宅は誘惑が多く、集中できない場合は、図書館や勉強を許可しているカフェやファミレスを利用してください。静かな場所で集中できる人、多少の物音は気にならない人、集中できる場所は人それぞれです。
社会人の場合、仕事帰りに立ち寄れるような職場から近い場所を見つけておくとベター。集中力を切らさないためにも、スマホなどは見えない場所に保管しておきましょう。
ポイント⑨オンライン学習を活用する
1人だとすぐに辞めたくなってしまう人は、オンライン学習を活用しましょう。オンライン学習は場所を選ばず、隙間時間も活用できます。社会人は通勤時間や仕事の休憩時間にも利用できます。さまざまなタイプのオンライン学習があるため、自分の興味のある分野から始めても良いでしょう。
社会人になっても勉強時間は確保できる!
社会人におすすめの学習内容や、時間の確保する方法を紹介しました。自由な時間の少ない社会人が学習を続けるためには、効率よく勉強するやり方や、習慣づけが重要なポイントになります。
学習内容が決まっていない方は、本記事を参考にして興味のありそうな分野を見つけてください。社会人でも、時間の確保は可能です。社会人だからこそ、時間を有意義に使って、スキルアップや生活に役立つ知識を身に付けましょう!