図書館で勉強するメリットや利用方法などを紹介!
学生だけでなく、社会人になっても資格やビジネスに関する勉強が必要。誘惑の多い自宅では、勉強に集中できずにいる人も少なくありません。自宅で集中できないときに、おすすめの場所が無料で利用できる、図書館。図書館は、無料で利用できるだけでなく、さまざまなメリットがあります。
本記事では、図書館で勉強するメリットや、おすすめの利用方法を紹介します。図書館を利用する際の、注意点も解説しているので、参考にしてください。
図書館で勉強する主なメリット
メリット①無料で利用可能
一般的な図書館は、だれでも無料で利用できます。図書館によっては、自宅できるスペースが用意されていることも。カフェなどで勉強する人も多いですが、通う頻度が増えると、出費も増えてしまいます。また、滞在時間が長くなると、飲み物の追加注文も行わなければいけません。
図書館は、何時間滞在してもお金がかかることもなく、ゆっくりと利用できます。勉強場所に迷っている人は、近くの図書館を探してみましょう。
メリット②静かな環境
勉強場所として、1番利用されるのが自宅。家族の声やテレビの音などが聞こえると、勉強のモチベーションも下がります。人間の会話は、聞いていないつもりでも、脳は無意識に内容を理解しようとしています。そのため、勉強に集中できなくなってしまうことも。
図書館は読書を目的に訪れる人が多いため、雑音も少なく、静かな環境つくりが徹底されています。スタッフを含め、利用者全員が静かに過ごそうと努めているため、静かな環境で勉強したい人におすすめ。
メリット③誘惑や障害が少ない
自宅で勉強に集中できない原因として、スマホやテレビ、すぐに休憩できるベットが挙げられます。図書館は、そのような誘惑や障害がないため、勉強に集中できます。社会人になると、貴重な休日はのんびり過ごしたい人も多いでしょう。
図書館は、読書だけでなく、勉強目的で多くの社会人が利用しているため、モチベーションのアップにもつながります。もちろん、騒音などもないため、周囲の会話が気になることもありません。
メリット④参考になる書籍がある
図書館には、雑誌や絵本をはじめ、ビジネス関係の書籍まで、さまざまな本が置かれています。学生の授業の参考になる本や、資格に関する本も置かれているため、さらに知識を深められます。休憩時間には自分の興味のある本を読んで、リラックスしても良いでしょう。
メリット⑤タイムリミットがある
タイムリミットがあることも図書館で勉強するメリットのひとつ。自宅での勉強は、時間の制限もないため、ついダラダラと勉強してしまうことも。しかし、図書館は開館時間と閉館時間が決まっています。
図書館の開館時間から閉館時間までは、しっかりと勉強しようと目標を持って取り組めます。仕事の帰りなど、長時間利用できない場合も、短時間で集中して勉強する場所としても、図書館はおすすめです。タイムリミットを設けて、メリハリをつけて勉強することで、集中力も上げられるでしょう。
図書館で勉強する時の利用方法
利用方法①まずは近くの図書館を探す
勉強を効率的に行うには、勉強する環境や移動にかかる時間も重要。図書館で勉強すると決めたら、まずは近くの図書館を探してみましょう。
近くであっても自習室や自習スペースがない場合や、コロナで利用できないことも。自習目的で図書館を利用する場合は、事前に利用可能か問い合わせることがベター。近くに図書館がない場合は、会社の読書スペースなどを活用してください。
普段は利用申請が必要ない場所でも、新型コロナウイルスの影響により、事前に利用申請が必要になることも考えられます。新型コロナウイルスの感染防止のため、利用人数も制限されることもあるため、利用の際は注意しておきましょう。
利用方法②公立図書館を利用する
公立図書館は、都道府県や市町村が運営しています。公立図書館は、子供から大人まで、住民すべてが情報を得られ、地域文化の創造にかかわる場所。住民は、事前の申請などは必要ないことがほとんどで、誰でも無料で利用できます。
学生の利用が多い図書館は、自習室などが完備されていることもあるので、事前に確認しておきましょう。公立ですが、飲食店やカフェが併設されていることもあります。
利用方法③大学図書館を利用する
大学に在学する学生を対象とした図書館のひとつ。基本的には、在学中の学生のみが利用できますが、中には、一般向けに開放していることも。
女子大のは女性のみ利用可能、大学のOBは使用可能など、大学によってルールが決められています。新型コロナウイルスの感染状況によっても、利用方法やルールが変わることも。
基本的には、大学図書館は入場の際に、身分証明書や学生証の提出が必要。事前に利用申請が必要な場合もあります。
新しい書籍や資格に関する本が多いため、分からないところをすぐに調べられます。就職や資格など、勉強目的で利用している学生も多いため、緊張感のある環境で集中して取り組めるでしょう。
利用方法④国立国会図書館を利用する
国立国会図書館には、国内で出版された書籍が、すべて保管されています。主に国会議員や官僚が利用していますが、18歳以上であれば、誰でも無料で利用できます。すべての書籍が閲覧できるため、大学の研究やビジネスでも利用されています。
国立国会図書館は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、入場制限がかけられています。必ず利用できるとは限らないため、利用を考えている人は注意してください。
利用方法⑤図書館の本で気分転換する
図書館には、勉強や資格に関する書籍だけでなく、雑誌など興味のある分野の書籍も豊富。静かな環境だからといって、閉館時間まで集中力を持続させることは難しいはず。適度な休憩をはさみながら、集中力やモチベーションを維持してください。休憩時間には、雑誌や趣味の本を読んで気分転換しましょう。
図書館で勉強する時の注意点
注意点①自習の申請や利用者登録が必要な場合がある
図書館によって、自習スペースや自習室の利用申請や、利用者登録が必要な場合があります。新型コロナウイルスの影響で、普段は申請が必要ない場所でも、申請や利用登録が必要なことも。知らずに図書館に行って、入管できないということがないように、事前に調べておきましょう。
注意点②勉強禁止の図書館がある
図書館によっては、自習室や勉強スペースがないところも。自習室や勉強スペースがない図書館は、勉強自体を禁止していることもあります。注意を受けないように、事前にスタッフに確認しておくことも重要。図書館によっては、あらかじめ、勉強禁止の張り紙がしてあります。
確認を疎かにすると、他の利用者とのトラブルにつながります。各館の利用方法を、しっかりと確認しておきましょう。
注意点③本の持ち込み禁止の場合がある
自習室や勉強スペースがあっても、問題集や参考書などの持ち込みを禁止していることも。持ち込み学習を認めると、勉強したい学生や社会人でいっぱいになることを危惧している可能性も考えられます。
注意点④自習スペースが空いていないこともある
社会人だけでなく学生も、無料で利用できる勉強スペースを探しています。周囲に勉強を認める図書館が少ない場合、勉強できる場所に人が集中します。
自習室や自習スペースが空いていないため、利用できないということがないように、開館後すぐの来館がおすすめ。貴重な時間を無駄にしないように、空いている時間のリサーチも大切です。
注意点⑤飲食や私語は厳禁
図書館の閲覧室や自習室は、飲食は禁止になっている場所がほとんど。水分補給をするだけでも、休憩スペースに移動する必要があるため、面倒に感じることも。特に混雑している場合は、持ち物をすべて持って移動することが望ましいため、席に戻った時には、すでに別の利用者がいることもあります。
静かに読書をする環境でもあるため、私語は厳禁。急な仕事の電話であっても、電話のできるスペースに移動するまで出られません。友人と利用する際は、声のボリュームに気をつけましょう。
図書館は勉強に集中できるおすすめの場所!
図書館で勉強するメリットを紹介しました。図書館の自習室や学習スペースは、静かな環境で集中して勉強ができます。仕事に関する勉強や、資格の勉強をする際は、ゆっくりと勉強に集中できる、図書館を利用してください。
新型コロナウイルスの影響で、利用方法が異なる場合も考えられます。利用の際は、本記事の注意点だけでなく、利用する図書館のサイトも確認しましょう。